お日様大好物!真紅に輝くブロンズ姫を育てる

この記事は、グラプトセダム「ブロンズ姫」の栽培日記です。

グラプトセダム(グラプトペタルム属)の特徴は…

  • 強健で育てやすい
  • 葉挿しが超簡単
  • 葉挿しからの成長が早い

などなど… 多肉植物の楽しさを体験できる、お手軽なグループです。

そして… ブロンズ姫は、比較的に地味なグラプトセダムの中で、ひときわ目立つ存在で、ガンダムで例えると、ザクの中に混じるシャアザクって感じで、真紅に輝く赤色がトレードマークです。

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基本情報

グループ ベンケイソウ科グラプトセダム 生育期 春・秋
流通名 ブロンズ姫 価格帯 250円~350円
学名 xGraptosedum ‘Bronze’ 栽培難易度 ★☆☆
増やし方 葉挿し、挿し芽 ネット販売 カクトロコ

「ブロンズ姫」は属間交配種

ブロンズ姫は「グラプトペタルム属」と「セダム属」の属間交配種といわれています。

左:グラプトペタルム属 朧月【おぼろつき】
右:セダム属 玉葉

カタチのベースは朧月で… キレイな赤色は、玉葉から遺伝している感じです。

また、ブロンズ姫も朧月のように茎がよく伸びます。

 International Crassulaceae Network 【ブロンズ】

 季節の変化

◆ 7月~10月頃

陽の当たり具合によって、緑や紫、赤色が混じった色になります。

夏は遮光をするので、くすんだ色になりがちです。

◆ 11月~6月頃

特に、冬から春にかけて奇麗な赤色が出やすい感じです。

秋以降でも、陽に当て続けないと… くすんだ緑色になりがちです。

 ブロンズ姫の耐寒性(個人調べ)

 ブロンズ姫は、耐寒性が強い多肉植物です。

セーフティ -3℃まで 水分が多めでも、凍結しない目安
リスキー -7℃まで 水分が少なければ、凍結しない目安
フリーズ 不明
補足【’20/2/7】 -7℃ -7℃でも凍結の症状なし

※ 記載した情報は、目安としてお考えください。
※1 なるべく水を控えて、水分が少ない状態で管理しています。
※2 多肉はボックスで囲み霜除けをしています。
※3 年間を通して屋外管理の多肉です。 

購入時のブロンズ姫 2018.9


購入日:2018年9月中旬

園芸店で購入したブロンズ姫(4つ入り300円)。

多肉植物らしい、肉厚の葉っぱと花のような外観が人気なのだと思います。

見る角度や明るさによっては、深い赤色に見えたり… 冴えない緑に見えたりします。

 購入から約1年後の比較

▲ 背が伸びる… ブロンズ姫

茎は「朧月」のように、よく伸びます。 ロゼットの大きさは育っても5cm くらいです。 

栽培メモ

ブロンズ姫を育てるうえで、気づいたことをメモします。

❶ 葉挿しが簡単


グループ名(属名)に「グラプト」という文字が入っていると強健な多肉植物です。

多少ブヨブヨした下葉でも、摘み取れば… 発根して大きく育ちます。

そして、成長スピードも速めです。 また、用土の上に葉を転がしておくだけでも、根を張って元気に育ちます。

❷ 真紅をキープするには陽当たりが大切

ブロンズ姫は、日照時間をキープできれば奇麗な赤色を保ち続けてくれます。

反対に、日照時間が少なくなるにつれ… くすんだ緑色やブロンズ色になってしまいます。

また、一度… 赤く色づいても、曇天が続けば緑色に逆戻りです。

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栽培記録

2018秋・冬/栽培記録

  • 春 / ブロンズ姫を購入
  • 春 / 植替えを行う

今思えば、初めて買った多肉植物の1つかもしれません。

目移りするほど、たくさんある多肉の中で、ブロンズ姫を選んだのは…「手頃な値段だった」という現実的な理由と「赤くて目立っていた!」という理由でした。

9月上旬 ブロンズ姫を購入

購入日:2018.9

ブロンズ姫は、よく流通しているので、生産者さんや季節によって状態が異なる苗が店頭に並んでいることもあります。

稀に、徒長した状態の株も見るので、買うのであれば… 葉が詰まりズングリした苗を選ぶ必要があります。

9月下旬 植え替え

植替えの理由は「ただ… 4分割にしたかったから!」というだけです。

たいした知識もないので、興味本位で行いました。

ですが、見返してみると… 用土も硬くなっていて、根も鉢の底から見えていたのでタイミング的には合っていました。

根が絡まっていますが、ちょっと力を入れれば簡単に引き離せます。

不揃いの鉢に植え替え


手持ちの鉢が少なかったので、色々なポットに植え替えました。 特に意味は特にありません。

 まんがいちのアクシデントで全滅させるリスクが減少するので、分割しておくメリットもあります。

本当は、室内で楽しみたかった…

最初は、こんな感じで… 小さな多肉を室内で飾りたかったのですが、陽当りの問題には勝てず、終わりを告げます。

特にブロンズ姫は、陽に当て続けないと奇麗なレッドをキープしてくれません。

 秋シーズンのメモ
  • 水やり:用土が乾いたら、たっぷり
  • 遮光:50%(9月)/ 20%(10月)/ なし(11月)
  • 植え替え:6cmポットなどへ
  • 肥料:用土に含む
  • 殺虫・殺菌剤:使用せず

冬 シーズン / 2018

※ 冬シーズンは写真を撮り忘れました。

 冬シーズンのメモ
  • 水やり:15日に1回ほど。
  • 遮光:なし
  • 植え替え:なし
  • 肥料:与えず
  • 殺虫・殺菌剤:使用せず
  • 夜間:室内へ取り込む ※

※ ブロンズ姫の耐寒性は強いので、お住いのエリアによっては年間を通して屋外栽培が可能です。

2019春・夏/栽培記録

  • 春 / 葉挿しをスタート
  • 春 / 植替えを行う

春 シーズン / 2019

3月上旬 葉挿しで、育ててみる

購入後… 約半年が経ちました。

二回りくらい大きくなった気がします。 だんだんと、頭の重さで傾いてきました。

 ブロンズ姫の「葉挿し」をスタート

4月上旬 葉挿し用に葉を摘む

暖かくなってきたので、葉挿しにチャレンジです。

 成長と共に、下の葉から枯れてきますので、枯れる前のフレッシュな状態で摘み取ってしまいます。(多少… しぼんでいてもOK)

 約2週間後 / 根と芽が出る

撮影日:4月下旬

どなたのブログでも「100%成功する!」と書かれていることが多く、僕も試してみました。

サンプル数は少ないですが… 100%です。 この時点で上手くいく気が十分にします!

 葉の保管は、日陰や明るい場所でOKです。

摘んだ後… スグに用土の上でもOK

ブヨブヨになりかけていた葉を取って…

そのまま用土へ落とし、約1ヵ月後の状態です。

用土以外の場所に発根まで保管しても、スグに用土へ置いても… どちらでも大丈夫です。

 約1ヶ月半後の状態

撮影日:5月下旬

日陰の場所で… さらに1ヶ月ほど様子を見て、この状態です。

1つの葉から、複数の茎が伸びる

葉挿しをする前は、1つの葉に対して1つの茎が伸びていくのだとばかり思っていましたが、2つ3つと育っていきます。

葉挿し自体で数を増やせるに、さらに… 増えていくとは思いませんでした。

 4号鉢に植える

4号鉢(直径12cm)に、まとめて植えました。

こうしてみると、やっぱりミニサイズです。 この後… たっぷりと水をやり、徐々に日照時間も増やしていきました。

 春シーズンのメモ
  • 水やり:用土が乾いたら、たっぷり
  • 遮光:なし(3~4月)/ 20%(5月~)
  • 植え替え:なし
  • 肥料:与えず
  • 殺虫・殺菌剤:使用せず

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夏 シーズン / 2019

7月上旬 植替えを忘れる…

ついに… 自立できない状態に。

梅雨の真っ只中なので、ずいぶんと緑色になってしまいました。

「植え替えしなきゃ!」と思いつつ、この時期です。 でも、元気よく成長しているので問題なさそうな気がします。

8月下旬 放置したまま夏を終える

さらに、頭を下にしたまま放置してしまい、ブサイクにさせてしまいました。

ブロンズ姫は、よく茎が伸びるので…

コンパクトにまとめたい場合は、春か秋にカットしたほうがいいかと思います。

根が枯れても、発根して生き延びる… たくましさ

ブロンズ姫に限ったことではありませんが…

なぜか、根っこから茎の途中まで、しおれて枯れることもあります。

ですが、その上から発根して用土まで伸び、水分を補いはじめます。 なので、意外と… セダムやグラプトといった多肉植物は枯れません。

 一部でハダニらしき症状も発生

僕の場合は、セダムに多かったのですが、写真のような細かい点々の症状が現れました。

セダムの場合は… 下葉から侵食されて葉が落ちていきましたが、このブロンズ姫の場合は… これ以上の被害はなく自然に治りました。 

被害にあった葉は奇麗に戻りませんので、葉を落とすか入れ替わりを待ちます。

 「葉挿し」で育てた株の様子

2019年・春にスタートした「挿し芽」の、夏の成長です。

 約3ヶ月半後

撮影日:6月下旬

葉挿しから約3ヶ月半が経ち、6月下旬となりました。

陽を浴びる時間も増えて大きくなり、独特の赤色も目立ってきました。

 約4ヶ月半後

撮影日:7月下旬

 約5ヶ月後

撮影日:8月下旬

グラプト系らしい成長の早さを感じます!

 夏の間は、他の親株と同様に「遮光50%」「水やり控えめ」で育てています。

 梅雨~夏シーズンのメモ
  • 水やり:10日に1回ほど。量はポットの1/5ほど
  • 遮光:20%(6月) / 50%(梅雨明け~)
  • 植え替え:なし
  • 肥料:与えず
  • 殺虫・殺菌剤:使用せず

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2019秋・冬/栽培記録

  • 秋 / 植替えを行う
  • 秋 / 菌(ダニ)に遭遇【葉挿し株】
  • 冬 / 耐寒性チェック

秋 シーズン / 2019

10月上旬 植替えを実行

1度は4つに分けたものの… 今回は、2つのポットにまとめました。

茎がうねっているので、収まりが悪いです。

隙間には、葉挿しで育てた小さな苗を植え込んでいます。

 カビ? ダニ? 不明の症状が発生

撮影日:10月上旬

春にスタートして約8ヶ月が経過した「葉挿し」の株ですが…

夏も乗り切って「グラプト系だから余裕だろ!」と呑気に思っていたら、カビだかダニだか分からない症状が現れました。

葉の先端が黒ずむ、謎の症状

葉の先端が黒くなり始め、下の葉も枯れ落ちていきます。

そこそこ涼しくなった9月頃から怪しくなり、しばらく見物していると… 写真のような感じです。

 大雨の日… 地面で跳ね返った雨粒に菌が潜んでいたのかもしれません。

 トップジンM(ゾル)を試す


トップジンM(ゾル)は、カビ菌に対する予防効果&治療効果のある殺菌剤です。

多肉植物(ベンケイソウ科)への有効性はわかりませんが、様子を見てみます。

 復活しそうな感触

撮影日:11月上旬

トップジンMを「1週間おきに3回」散布してみました。

ひとまず… 薬害は無く、ブロンズ姫への影響もありません。

晴天も続きブロンズ姫らしい色にもなっています。

まだまだ、葉の先端の黒い部分は残っていますが… ここは生え変わりを待つしかなさそうです。

トップジンMの効果は不明

薬剤を使わなくても自然に治ったかもしれません。

また、ハダニの可能性もあるので薬剤の効果は不明です。

 予防として… 梅雨前に、殺菌剤の散布がおすすめです

 秋シーズンのメモ
  • 水やり:用土が乾いたら、たっぷり
  • 遮光:50% (9月)/ 20%(10-11月)
  • 植え替え:あり
  • 肥料:用土に含む
  • 殺菌剤:トップジンM

冬 シーズン / 2019

12月下旬 それなりに成長


ロゼットの大きさは、2ヶ月前と変わりません。

ここまで成長すると… あとは上に伸びるだけだと思います。

12月は、曇天も増えてブロンズ色に…

11月は、連日の晴天でブロンズ姫もキレイな赤色でしたが…

12月に入ると曇りの日も入り交じって発色もトーンダウンです。

特に、ロゼットが横や下を向いていると陽が当たりにくいので、尚更… 冴えない色になってしまいます。

ですが、その冴えない色こそがブロンズと名付けられた由縁なんだと思います。

 葉挿しの株は、完全復活の模様

新しく出てきた葉が黒く変色することはなく、肉厚の葉の順調に育っていると思います。

結局のところ、原因と解決方法は、よくわからないままでしたが… とりあえず収束してくれて一安心でした。

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最終更新―2020.1

 耐寒性チェック

山梨県の冬の寒さで「ブロンズ姫」の耐寒性をチェックします。

  • 多肉はボックスで囲み霜除けをしています。
  • なるべく水を控えて、水分が少ない状態で管理しています。
  • 年間を通して屋外管理の多肉です。

1月上旬 -4℃ まで下がった日

結果… 凍結した様子はなし

写真はありませんが、ブロンズ姫に凍結した様子はありませんでした。

2月中旬 -7℃ まで下がった日

結果… -7℃でも凍結した様子はなし

親株、葉挿し株ともに… -7℃に耐え、凍結した様子もありませんでした。

ブロンズ姫・・・凍結の目安
セーフティ -3℃まで 水分が多めでも、凍結しない目安
リスキー -7℃まで 水分が少なければ、凍結しない目安
フリーズ 不明
補足【20/2/7】 -7℃ 凍結の症状なし

※ 上記の情報は、目安としてお考えください。

3月中旬 うねり過ぎなので、植替え

横に広がってしまい、スペースを取ってしまうので植替えです。

ここまでくると… ひたすら茎を伸ばしてみたくなります。

根から先端まで12cm ほどです。

針金で固定する

頭が重すぎて… 針金で固定しないと、普通に植えるのさえ困難です。

 茎は柔軟性があり、しなるので… 盆栽のように針金で方向を変えられます。

100均の木箱にIN

2つのポットを1つの木箱にまとめました。

背の高い曲がりくねった複数の株を、同時に植え込むのは意外とイライラします。

あまり… チャレンジするものではないと感じました…。

4月下旬 再び… 重力に負ける

茎が伸びるのも早いせいか… だんだんと頭が下がってきます。

放っておくと… 土に潜っていきそうな勢いです。

木串で支える

簡単に支えられる、100均の木串に変更。

やはり、複数の株が植えてある場合… 針金は、しんどいです。

 木串は、水に濡れると直ぐにカビるのが難点です。

固定完了。

上へ… 上へと伸ばしてみます。

 葉挿し株は、順調に成長


ダメージを受けた葉は完全に入れ替わり、ブロンズ姫らしい姿に戻ってくれました。

今年は、菌・ダニ対策をして挑みたいと思います。

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 To Be Continued


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2018年の秋から多肉植物を楽しんでいます。これから始める皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。



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