この記事では、多肉植物の購入方法について紹介します。
とはいっても… 普通にお店で購入するだけなのですが…
それでも「どこに売っているの?」「ネットでも大丈夫なの?」
という心配もあるかと思いますので、
ちょっとしたポイントも添えてお伝えできればと思います。
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購入場所(方法)
多肉植物の購入方法は、下記の2つが主流です。
- 園芸店などの実店舗
- ネットショッピング
実店舗での購入は、ワクワク感や実物の多肉を確認できるのがメリットですが、
現在では、ネットショッピングでも…
状態のよい多肉を購入することができます。
ネットショップとの併用がオススメ
近所に、専門店や園芸店があれば、それに越したことはありませんが…
実際、気軽に多肉が買える環境の人は、まだまだ少数だと思いますので、
ネットショッピングと併用していくのが現実的です。
お店探し
「実店舗」でも「ネットショップ」でも…
まずは、ネットで検索してみます。
ネットショップは、いつでも購入OK
ネットショップは、全国共通ですので…
どこに住んでいても、在庫さえあれば必ず購入できます。
ネットショップ一覧は、こちら
探すのは手間だと思いますので、別記事にまとめました。
僕個人で購入経験のあるショップとなります
ネットショップの定義
このブログ内でのネットショップとは…
主に「Yahoo」や「楽天」などのECサイトに出店している、生産者さんのお店になります。
例えば…
- カクトロコ(Yahooショッピング内)
- 多肉永遠(Yahooショッピング&楽天市場内)
- ピュアリーフ(minne&Creema内)
などなどのお店が該当します。
なので、ネットショップでも安心して購入することが可能です。
含まれないネットショップの形態
- メルカリ、フリマ系など
- インスタなどSNS
僕は、SNSやフリマ経由では未購入なので分かりませんが…
もし、信頼できるお店や個人販売者の方がいらしたら、積極的に利用するのも良いと思います。
実店舗が、近くにあればラッキー
ネットショップとは異なり… 実店舗には限りがあります。
こればっかりは、どうしようもなく…
専門店や園芸店が、お住いの近くにあればラッキーです。
専門店・園芸店が、見つからなかった仕方がない
お住いのエリアによっては、
希望のお店まで50km… 100km 先となってしまう場合もあるかと思います。
その場合は、休日などを使って遠征するしかありません。
近くのホームセンターも除いてみる
ホームセンターは、野菜や草花の苗が販売されているので、
その一角に「多肉植物コーナー」があるかもしれません。
ホームセンターの多肉は、状態に注意
▲ 徒長したセダム
ホームセンターの多肉は、管理が不適切なこともあるので、
見た目で迷ったら… 見送ったほうがよいと思います。
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実店舗 と ネットショップ の違い
次に、実店舗とネットショップ では…
「どっちで買えばいいの?」という疑問について、
それぞれの違いを、下記の2点から比べてみます。
- 多肉の質や状態
- 多肉のラインナップ
それでは、それぞれの特徴を紹介します。
❶ 多肉の質・状態
ネットショップ | 良い ~ 非常に良い |
---|---|
実店舗 | 不可 ~ 非常に良い |
ネットショップは、安定の◎
▲ フラワーネット日本花キ流通さん
ネットショップでの購入では、
「ショボい多肉だったらどうしよう…」という心配があるかと思いますが…
だいたい生産者の直営なので、常に状態の良い多肉が届きます。
伸びやすい、セダム属も安心
▲ にじはなプランツさん
基本的に、どのショップで購入しても… 徒長した株が届くことはありません。
躊躇なくオーダーできます。
夏季の購入は、グリーン1色の夏姿(夏顔)
ネットショップに限った事ではないのですが…
夏季シーズンの多肉植物は、草木のようにグリーン1色になりやすい傾向です。
また、上手に管理しても葉っぱや茎が伸びやすくなります。
夏季は… 夏姿(夏顔)だということを知っておく
多肉植物のイメージというと…
赤く紅葉した、ぷっくりとした状態ですが、
夏季は、見た目が別モノになってしまう品種もあります。
実店舗は、ピンキリ
▲ ムスコーサ&錦【クラッスラ属】
実店舗で購入する醍醐味は…
やはり、臨場感や多肉を見つける楽しさです。
ぜんぜん見たこともない多肉と出会えるのも… 実店舗ならではだと思います。
ピンもあれば… キリもある
それは、販売店舗には様々な形態があるからです。
- 生産者さんの農園
- 多肉植物の専門店
- 多肉植物を扱っている園芸店
- 多肉植物を扱っているホームセンターなど
状態なら… 生産者の直売が、もちろん最強です。
ですが… 生産者さんの管理から離れ、園芸店やホームセンターなどに並ぶと…
そこから、劣化が始まりやすくなります。
劣化は、店舗スタッフの管理次第
▲ 状態が悪いブロンズ姫
100均やホームセンターに、多肉のプロが常駐していることは、あまりないと思います。
また、施設の状況で… 常に日陰で管理されていたりもします。
多肉は常緑草なので、年々… 大きくなり、劣化することはありませんが、
管理によっては、著しく状態が悪化している場合もあります。
入荷の翌日に、購入できたらラッキー
店頭に並んでいる時間が少ないほうが、
状態が悪い(徒長や葉焼け)確率が低いので、元気な多肉を手に入れられます。
あえて… 微妙な多肉を購入するのもアリ
▲ 葉先にダメージがあるエケベリア
店頭に並ぶと、形の良い株から売れていき…
キズや葉並びになど… 見た目が悪いと、売れ残る可能性があります。
多肉植物は、育て直しが効きます
時間はかかりますが… 新しい葉っぱは生えてくるので、
ブサイクになった状態を、自分で改善できます。
あからさまに… 売れ残りっぽい多肉でも、
欲しい品種であれば… 購入して育て直すのも、1つの選択になります。
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❷ 多肉のラインナップ
ネットショッピング | 非常に多い |
---|---|
実店舗 | 少ない ~ 非常に多い |
多肉植物の範囲について
多肉植物といっても、様々な種類があります。
このブログでは「ベンケイソウ科の一部 + その他」の多肉植物を範囲内とします。
ベンケイソウ科の多肉
- アエオニウム属
- エケベリア属
- カランコエ属
- グラプトペタルム属
- クラッスラ属
- セダム属
- センペルビウム属
などなどが有り… 特に、セダムやエケベリアが代表的なグループです。
このベンケイソウ科のどれか… または、グリーンネックレスやルビーネックレスなどの、
ネックレス系あたりが、ザックリと「多肉植物」と呼ばれています。
アガベ、コーデックス、サボテン、メセン等は除く
上記の植物も、多肉植物ですが…
ベンケイソウ科のような「ぷっくりとした多肉」とは、
ちょっとカテゴリーが異なるので、今回は除外します。
ネットショップのラインナップ
ラインナップの数 | 非常に多い |
---|
▲ カクトロコさん
まず、ネットショップだけで購入した場合ですが…
それでも、かなり豊富の多肉を購入できます。
いくつかのショップを、定期的に巡回していれば…
毎月3,000円分の多肉を購入しても、ぜんぜん追いつかないほどの数です。
ショップにより、取り扱っているグループは異なる
定番のカクトロコさんでは、
ベンケイソウ科をはじめ… キク科などの多肉が幅広くラインナップされています。
また、別のお店では… エケベリア専門店の場合もあるので、
ネットショップだけでも、それなりの原種から栽培品種までを購入できます。
「売り切れ」の場合は、待つしかない
自分で多肉を育ててみると解りますが…
多肉植物の成長は遅く、販売できるレベルの大きさに育てるだけでも、
1年… 2年とかかってしまいます。
なので一度「売り切り」になると、再びラインナップされるまで1年以上かかることもあります。
冬から春が、比較的… 狙い目
流通量が増えるのは、秋から冬… そして春の終わり頃になります。
夏は管理がシビアになるので、休業される生産者さんもいらっしゃいます。
涼しくなれば、再開されるので… 夏以外に購入するのがオススメです。
実店舗のラインナップ
ラインナップ数 | 少ない ~ 非常に多い |
---|
左からテディベア、パンダウサギ、孫悟空
続いて… 実店舗になりますが、
お店によって、取り扱っている多肉植物が異なりますので、
ラインナップが少ないお店もあれば… 豊富なお店もあります。
また、アクセスしやすいショップが複数あるほど、購入できる多肉の種類も増えていきます。
1つのお店でも、様々な生産者の多肉が購入できる
▲ パープルドリーム
お店によって異なりますが…
いくつかの生産者さんの多肉を仕入れている場合もあるので、
1店舗あるだけで、様々なジャンルの多肉が購入できます。
また、上の写真のパープルドリームのように、
同じ品種が、生産者さんごとに販売される場合も多々あります。
実店舗でしか、購入できない多肉もある
- 優木園
- いとうぐりーん
- フラワービートル
などなど… ネット通販を行っていない生産者さんの多肉が、
園芸店等には、定期的に入荷されるので、
こういったお店が1つでもあると… 色々な多肉が購入しやすくなります。
お店によっては、ネットで購入できる
自前でネットショップを開設している園芸店なら…
「優木園さん」や「いとうぐりーんさん」等の多肉を、そのお店のネットショップから購入できます。
最後に…
コレクターを目指すのであれば、
実店舗とネットショップの双方で購入できる環境のほうが有利です。
ですが、多肉植物には様々な楽しみ方があります。
また、栽培や飾り付けのセンスを磨けば、同じように見える多肉でも、
まったく雰囲気が変わってきます。
多肉植物は、まだまだ開拓の余地がある植物ですので、
既存の寄せ植えなどに縛られず… 自分流の魅せ方を追求していくのも面白いと思います。
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