エケベリア属「ラズベリーアイス」の紹介です。
透明感のある綺麗なエケベリアで、
紅葉時には、名前の通り「ラズベリー」色に発色します。
・・・
・・
・
スポンサーサイト
Characteristics
| 成長期 | 形 状 | 葉 色 |
|---|---|---|
春・秋 |
中型ロゼット |
淡いパープル系 |
この多肉植物は、ハイブリッド
成長期は… 春と秋
基本は、単頭のロゼット。
夏の葉色は、淡いグリーン。
紅葉時の特徴は、エッジから色付き… 徐々に全体がパープル系へ。
◆ Photos
◆ 基本情報
| 科 | ベンケイソウ科 |
|---|---|
| 属 | エケベリア属 |
| 品種名 | Raspberry Ice |
| 流通名 | ラズベリーアイス |
| 日本ラズベリーアイス |
| 生育期 | 秋・春 |
|---|---|
| 価格帯 | 800 円前後 |
| 栽培難易度 | ★☆☆ |
| 増やし方 | カット＆挿し芽 |
| 葉挿しは未確認 |
ラズベリーアイスは、２タイプ？
ラズベリーアイスという名のエケベリアは２つあるようで…
見た目も、だいぶ異なる感じがします。
- 交配種「ギルバ」のバリエーション？
- 原種エレガンスのバリエーション？
1. ギルバっぽいタイプ
ネット検索やお店のサンプル写真を見る限り、
この記事と同じように…
肉厚で幅の広い葉を持つタイプが多いと感じます。
「I.C.N」ではギルバ・ブルーサプライズ？
ギルバＢＳとラズベリーアイスが、
同一のモノかは定かではありませんが、よく似ています。
2. エレガンスに近いタイプ
このような感じのエレガンスを、
ラズベリーアイスと呼んでいる場合もあるそうです。
エレガンスは謎が多い原種に感じます。
流通名は複数ある
それぞれ区別するためか…
お店によって、いくつかの流通名があります。
- ラズベリーアイス
- 原種ラズベリーアイス
- 日本ラズベリーアイス
サンプル写真の確認が必要
流通名は何でもよいのですが…
購入の際は、サンプル写真を確認すると安心です。
だいたい、この記事と同じようなタイプだと思います。
・・・
・・
・
スポンサーサイト
育て方の、参考記事
※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。
・・・
・・
・
ネット販売
| ピュアリーフ | － |
| ストア内検索：ラズベリーアイス | |
※ 売り切れの場合あり
◆ 季節の変化
夏
▲ ６月上旬
▲ ８月下旬
| 葉色（肥料・並） | 淡いグリーン |
|---|---|
| 葉色（肥料・少） | 淡いグリーン |
| エッジの色 | 葉色と同様 |
| 爪の色 | 葉色と同様 |
| ロゼット | 日照不足や高温では開きやすい |
| 備 考 | － |
冬
▲ 12月上旬
▲ ２月中旬
| 葉色（肥料・並） | 白っぽいグリーン |
|---|---|
| 葉色（肥料・少） | 淡いパープル |
| エッジの色 | 葉色と同様 |
| 爪の色 | 葉色と同様・赤 |
| ロゼット | 丸まりやすい |
| 備 考 | － |
・・・
・・
・
◆ Before / After
購入時の様子
- 購入日：2019/11
- ポットサイズ：６cm
生産 or販売者さん：ガーデンメッセ八王子
約１年後の様子
11月に購入したので、やや冬顔の状態です。
夏に外葉を伸ばしてしまいましたが、
特にアクシデントもなく育っています。
１年間の主な作業
・なし
・・・
・・
・
スポンサーサイト
◆ 栽培記録（２年半）
スタート（11月）
３月
植替え（５月）
７月
８月
10月
約１年後（11月）
葉挿し（11月）
※ すべて失敗
２月
５月
８月
植替え（10月）
約２年後（11月）
12月
２月
開花（４月）
・・・
・・
・
スポンサーサイト
◆ 栽培メモ
1. 葉の伸長に注意
▲ ８月の様子
夏に近づくほど、葉は伸びやすいエケベリアです。
ある程度は仕方がありませんが、
写真のように伸びてしまうと、整えるまで時間が掛かってしまうので、
水やりに注意して管理します。
葉挿しに回す
▲ 11月中旬
伸びた葉は戻せませんので、「葉挿し」に回してみました。
今回は、葉の取り方がイマイチだったのか…？
季節的に遅かったのか…？ すべて不発に終わりました。
恐らく… 何回か試せば成功すると思います。
ここからリスタート
「葉挿し」に回しても、親株のフォルムはイマイチです。
ここから約１年をかけて、
綺麗なロゼットに仕上げていきます。
翌年の９月上旬
慣れるまで加減が難しいのですが…
水の与え過ぎに注意すれば、
夏でも、極端に葉が伸長することはありません。
12月頃には仕上がる
▲ 12月の様子
▲ ２月の様子
夏が過ぎても、秋雨前線で曇天が続くこともよくあります。
そこに注意して管理すれば、
まとまりのあるロゼットに育ちます。
・・・
・・
・
スポンサーサイト
◆ 夏と冬の管理目安
冬の管理（屋外）
| 弱い －３℃まで |
強い －５℃まで |
とても強い 凍害なし |
|---|---|---|
| - | 〇 | - |
多肉植物全体で比べると「強い」タイプ。
目安としては「－５℃」までなら、凍害の影響はなし。
これより低下すると、多肉植物によっては…
一部が凍結したり、全体が凍結し枯死する可能性が高まります。
霜除け ＆ 風除けは必須
屋外での管理では「霜除け＆風除け」は必須です。
どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…
霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。
梅雨 ＆ 夏の管理
遮光（20～50％）
病気・害虫対策
徒長（水やり）
雨ざらし・風通し
高温（猛暑日）
高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…
丸一日、陽が当たる場合は50％前後の遮光が必要。
水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。
雨ざらしはトラブルの原因になりやすい
梅雨～初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、
雨ざらしの状態を避けるのが無難です。
また、定期的に農薬を散布することで…
病気・害虫の被害も抑えられます。
