多肉植物の「斑点病 or ハダニ」を調査中

主に… セダムやエケベリアの葉が被害を受ける、

「斑点病」と思わしき症状について、まとめています。

また、酷似した症状で…

「ハダニの被害」といわれている症状との違いを調査中です。

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対象の症状について

下記の写真のような症状の場合…

僕は「斑点病」ではないかと思っています。

▲ 虹の玉

▲ ブロンズ姫

▲ ホワイトストーンクロプ

症状は、主にセダム属やエケベリア属です。

褐色の点々が葉や茎にあらわれ、感染した葉は枯れてしまいます。

斑点病の詳細

下記の書籍から引用させていただくと、

・主な発生時期:3月~11月
・主な発生部位:葉や茎
・病気の種類:カビ(糸状菌)による感染性の病気

とのことです。

【観察中】完治させる方法

 現在、観察中です

現在、効果的な完治方法はわかりません。

ですが… 発病前の予防として、殺菌剤の散布が効果的のようです。

気温が低下すると、症状は治まる

▲ 冬になって症状が治まった「虹の玉」

もし発病しても… 12月くらいになると、

気温が下がったためか…? 症状は治まります。

症状が発生した葉は元には戻りませんが、

その後、通常通りに紅葉も生育も始まります。

葉が、増えにくい場合も…

▲ 長く栽培しても、葉が増えないブロンズ姫

発病すると、葉が枯れ落ちるで… なかなか葉の枚数が増えません。

症状の進行具合によっては、感染した株は諦めて、

健康な株を育て直したほうが、手っ取り早い場合もあります。

 翌年も再発するので注意

▲ 発症の翌年に再発した「虹の玉」

冬に一旦、症状が治まりますが…

翌年の春(梅雨時)になると、症状が再発することもあります。

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【観察中】予防とその効果

 現在、観察中です

発病から現在までの流れ

例)2019年に発病した「虹の玉」

2019年・夏|発病
2019年・冬|沈静化
2020年・春|再発

発病後… 翌年の殺菌剤は、未散布

発病した翌年の5月…

「そろそろ、散布しようかな~」と思っていたら…

既に発症していました…。 遅かったようです。

来年の散布スケジュール予定

 2021年は、4月~梅雨が終わるまでの間、定期的に散布

気を取り直して…

来年は早めに散布します。

殺菌剤は「ベニカXスプレー」を散布予定です。

ベニカXスプレーのメリット

メリットは、殺菌&殺虫剤なところです。

1度で… 病気と害虫に対応できるのは、かなり便利です。

そして、希釈などを行わず、スグに使えるで…

「できれば、これ1本で済ませたい!」と誰でも考えると思います。 

斑点病には、効くのか?

トリセツには、斑点病とは書かかれていません。

ですが… カビ系の病気も対象なので、斑点病も期待できると勝手に思っています。

「Xファイン」との違いは?

公式によると… 下記の内容が異なっていました。

  殺虫成分の作用性 殺菌成分の作用性
即効性 持続性 予防効果 治療効果
Xスプレー
Xファインスプレー

基本編に同じタイプだと思いますが… 下記のような感じがします。

・ Xスプレーは、殺菌重視
・ Xファインは、殺虫重視

参照ソース:住友化学園芸

 ベニカXスプレー |  ベニカXファインスプレー

発病した多肉植物の写真

主に… セダム属とエケベリア属、

また、これらとの属間交配種に、褐色の点々が現れます。

◆ セダム属

特徴として、幹の下側の葉から発症して、

上の葉に伝染していきます。

虹の玉

春萌

ホワイトストーンクロプ

ブロンズ姫【グラプトセダム】

◆ エケベリア属

セダムとは異なる部分は…

葉の上下に関係なくピンポイントで発症したりもします。

アイボリー

ツルギダ(グローリー)

アフィニス

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ハダニ or 斑点病 どっちなの?

迷ってしまうのが…

「ハダニ」といわれている症状のとの違いです。

どの薬剤を使えばいいのか?

病気と害虫では、使う薬剤が異なってきます。

なので… 原因が特定できないと、使用する薬剤を選べません。

現在…「ベニカXスプレー」で観察中

一度…「ダコニール1000」や「トップジンM」といった、

専用の希釈タイプを使用しましたが…

現在は、使い勝手のよい「ベニカXスプレー」を試しています。

見えない敵 ハダニの謎

「多肉の七不思議」の1つとされているのが…

見えないハダニの存在です。

【多肉 ハダニ】で検索すると… いくつかヒットしますが、

情報が少なく、真偽が不明です。

観葉植物の葉を吸汁するハダニとは違う

まず… 前提として、

観葉植物など、葉の薄い植物に見られる、

0.5mm ほどのハダニを、指してはいないようです。

■ コーデックスに付いたハダニの症状

▲ コーデックス(塊根植物)の葉に付いたハダニの痕

上の写真は、書籍や植物ブログにもよく載っている症状で、

ハダニに吸汁されて、葉の表面が擦れていきます。

葉の裏には、赤っぽい小さな点が動いているので、ハダニだとわかります。

 「ダニ太郎」など… ダニ用殺虫剤の効き目もあります

 「多肉植物のハダニ」と呼ばれている症状は、こちら

個人ブログなどで、書かれているは…

上の写真のような症状が、ハダニとされています。

もし… これがハダニの症状だとすると、いくつかの謎があります。

謎❶ ハダニの写真・詳細が不明

「ハダニにヤラれた!」

という多肉の写真は、いくつも載っていますが…

そのハダニ本体の写真が、まったく存在しません。

また、どんなハダニなのか… 別の種のダニなのか… その辺りもよくわかっていません。

謎❷ 肉眼では見えないハダニらしい

観葉植物を吸汁するハダニは0.5mm ほどで、

だれでも… 肉眼で確認ができます。

ですが、多肉植物を吸汁するハダニは、

「肉眼では確認できない小ささ…」という情報もあります。

ホコリダニというダニは、肉眼では確認しづらい… らしい

ダニの中でも小さいタイプで、透明&0.2mm ほどのサイズのようです。

ですが、症状としては… 異なっていました。

謎❸ そんなに小さくて、生きられるののか?

もし、その小さいのがハダニだとすると…

  • 炎天下で生きられるのか?
  • 多肉の葉を吸汁できるのか?

といった疑問も浮かび上がります。

 真偽は不明…

この写真が、ハダニが吸汁した後の状態というのは…

ちょっと、情報が足りないと感じました。

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斑点病だと思われる理由

僕の見解ですが…

ハダニの症状ではなく、斑点病ではないかと思います。

その理由をいくつか紹介します。

❶ 下の葉から発病して、上の葉に伝染する

▲ 症状が、下の葉から上に伝染する

主にセダムになりますが、

頂点の成長点付近から、発症することがありません。

気付くと、下の葉から発症して枯れ込み、上の葉に伝染していきます。

植物の病害虫ガイドの情報と一致

斑点は下の葉からあらわれ、徐々に上の葉に伝染します。

上の書籍に、多肉植物は含まれていませんが「斑点性の病気」という項目に、

同じような症状が記載されていました。

エケベリアは、異なるかもしれません

▲ エケベリアの葉は、枯れないこともある

エケベリアにあらわれる症状は、

発症しても枯れない場合もあるので… 別の病気や害虫なのかもしれません。

❷ 年を越して、再発する

▲ 春に再発した「虹の玉」

発病した「虹の玉」が冬に沈静して、

完全に治ったかと思いきや… 翌年の春に再発しました。

調べてみると…

住友化学園芸のwebから、下記の情報を見つけました。

発病葉はすぐには落葉しませんが、越冬した場合には春に落葉しはじめます。

参照ソース:病害虫ナビ 斑点病|住友化学園芸

 カットした穂も、再発する

▲ 親株(右上)からカットして、避難させた穂

健康な穂にまで、感染しないように…

親株からカットして避難させました。

▲ 症状があらわれていない穂を「挿し芽」で栽培

そして、新しい用土を使い「挿し芽」で育て直します。

その後… 冬になると、症状はあらわれず、元気に育っていました。

春になって再発

親株も… カットした株も… 徒長もなく元気いっぱいに育ちましたが、

やはり… クローンだけあって、

目に見えないレベルで感染していたのかもしれません。

❸ 水分を与えても… 伝染がとまらない

▲ 一度、発症した葉は枯れる

ハダニは、高温・乾燥を好みます。

なので、その対策として… 霧吹きなどで乾燥状態を防ぎます。

ですが…

症状のあらわれた多肉植物へ、

灌水や薬剤を散布して水分を与えましたが、

症状がストップすることはありませんでした。

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❹ ルーペで確認しても、ダニらしき虫が確認できない

▲ 60 ~ 120倍で確認できるルーペ

実際に覗いてみた

サンプルは、それほど多くありませんが、

やっぱり、ダニらしき生物は確認できませんでした。

また、動いてる虫なども確認できず… 何もいません。

確認できるタイミングとか… あるのでしょうか?

褐色の部分は「かさぶた」のような感じ

実際の映像は、カメラでは小さすぎて写せないのですが、

褐色の部分は「かさぶた」のような感じで、

何かが… うごめいている感じもしません。

・・・
・・

以上の理由から、

上の写真ような、褐色の点々があらわれる症状は…

「ハダニ」ではなく「斑点病」ではないかと思います。

 引き続き… 調査を進めていきます。

予防が大切

感染してしまうと…

以降のメンテナンスなどが非常に面倒になるので、

春から梅雨明けくらいまでは、定期的な殺菌剤の散布をおすすめします。

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2018年の秋から多肉植物を楽しんでいます。これから始める皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。



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