エケベリア属「コロラータパエル」の紹介です。
パッと見た感じでは、細身のタパルパのように見えますが…
ほとんど情報が無く、流通量も極めて少ない種です。
また、コロラータと付いていますが…
どちらかというと「クスピダータ」に近い感じのエケベリアになります。
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Characteristics
成長期 | 形 状 | 葉 色 |
---|---|---|
春・秋 |
大型 |
パープル系 |
エケベリア属 | ? |
---|
成長期は… 春と秋
基本は単頭のロゼットで、茎は伸びにくい。
夏は淡いブルーグリーンの葉色。
冬はパープル系の葉色に変わり、ロゼットも閉じやすい。
◆ Photos
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◆ 基本情報
科 | ベンケイソウ科 |
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属 | エケベリア属 |
品種名 | Echeveria ? |
流通名 | コロラータパエル |
- |
生育期 | 秋・春 |
---|---|
価格帯 | 1,500円前後 |
栽培難易度 | ★☆☆ |
増やし方 | 剪定&挿し芽 |
葉挿し |
コロラータパエルは詳細不明
全体の雰囲気や名前からして、
コロラータに関係するエケベリアだと思いましたが…
ロゼットの様子は「クスピダータ」に似ています。
クスピダータの紹介
E. cuspidata var. zaragozae
E. cuspidata var. cuspidata
クスピダータは原種になります。
さらに種類は、2系統に分かれていて…
その1つが、日本でメジャーな「ザラゴーサ」と呼ばれるタイプです。
ただ今回は、そっちではなく…
クスピダータの「クスピダータ」になります。
WILD ECHEVERIAの写真とも似ている
書籍「WILD ECHEVERIA」(P.62)に、
「クスピダータ&花」が掲載されていますが…
今回のコロラータパエルとは、かなり似ていると感じます。
お持ちの方は、ぜひ見比べて頂ければと思います。
多様性のあるエケベリア
クスピダータも「メンチャカ」や「サンロベルト」といった…
産地名が付いたものがあり、
葉色もコロラータのように、グリーン系だったり…
ブルー寄りのタイプもあるようです。
ハイブリッドっぽい感じ
結局のところ詳細は不明ですが、
コロラータパエルは、交配種かと思います。
クスピダータのロゼットに…
コロラータ(タパルパ)の、肉厚な葉をミックスした印象です。
また、花の様子はクスピダータに似ています。
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育て方の、参考記事
※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。
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ネット販売
ピュアリーフ | - |
ストア内検索:パエル |
※ 売り切れの場合あり
◆ 季節の変化
夏
▲ 7月上旬
▲ 8月下旬
葉色(肥料・並) | ブルーグリーン |
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葉色(肥料・少) | ブルーグリーン |
エッジの色 | 淡いピンク系 |
爪の色 | ほぼエッジと同様 |
ロゼット | 日照不足&水やりで開きやすい |
備 考 | - |
冬
▲ 12月上旬
▲ 2月中旬
葉色(肥料・並) | ブルーグリーン |
---|---|
葉色(肥料・少) | ブルーグリーン |
エッジの色 | パープル系 |
爪の色 | レッド系 |
ロゼット | 丸まりやすい |
備 考 | - |
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◆ Before / After
購入時の様子
購入日 | 2020. 2 |
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ポットサイズ | 7.5cm |
生産者さん | ピュアリーフ |
購入店 | ピュアリーフ(ネット) |
約1年後の様子
2月に購入したので、冬顔の状態です。
特にアクシデントはありませんでしたが…
追肥や植替えを行っていない為、
購入時とあまり変化はありません。
ほどよくサイズアップさせたい場合は、
適度な肥料を与えて上げるのがオススメです。
1年間の主な作業
・なし(植替え・追肥も含まず)
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◆ 栽培記録(2年間)
スタート(2月)
※ 7.5cmポット
5月
7月
8月
10月
12月
約1年後(4月)
6月(植替え)
8月
10月
12月
約2年後(2月)
4月
5月(開花)
6月(植替え)
7月
8月
10月
12月
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◆ 栽培メモ
コロラータと同様
性質や管理方法は、コロラータや…
チワワエンシスと同様で、
暑さ・寒さにも強い、強健なエケベリアになります。
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◆ 夏と冬の管理目安
冬の管理(屋外)
弱い -3℃まで |
強い -5℃まで |
とても強い 凍害なし |
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- | 〇 | - |
多肉植物全体で比べると「強い」タイプ。
目安としては「-5℃」までなら、凍害の影響はなし。
これより低下すると、多肉植物によっては…
一部が凍結したり、全体が凍結し枯死する可能性が高まります。
霜除け & 風除けは必須
屋外での管理では「霜除け&風除け」は必須です。
どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…
霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。
梅雨 & 夏の管理
遮光(20~50%)
病気・害虫対策
徒長(水やり)
雨ざらし・風通し
高温(猛暑日)
高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…
丸一日、陽が当たる場合は50%前後の遮光が必要。
水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。
雨ざらしはトラブルの原因になりやすい
梅雨~初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、
雨ざらしの状態を避けるのが無難です。
また、定期的に農薬を散布することで…
病気・害虫の被害も抑えられます。
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