アモエナ ラウ065(165)

エケベリア属「アモエナ・ラウ」の紹介です。

柔らかそうな葉を持つ群生タイプで…

ピンクパープルの葉色とも相性抜群です。

アモエナという原種になりますが、

「ラウ065 or 165」と表記されていることが多いようです。

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Characteristics
成長期 形 状 葉 色


春・秋


小型・群生


パープルピンク

エケベリア属 原種
成長期は「春と秋」

単頭のロゼットから次第に群生する。

夏の葉色は、ほぼグリーン1色。

冬になるとピンクパープルに紅葉する。

◆ Photos

◆ 基本情報

ベンケイソウ科
エケベリア属
学名 Echeveria amoena
流通名 ラウ165
ラウ065
アモエナ
生育期 秋・春
価格帯 500 円前後
栽培難易度 ★☆☆
増やし方 株分け
葉挿し

 アモエナは原種

 メキシコ

アモエナはメキシコ原産の原種になります。

 I.C.N(アモエナ)

「ラウ165」と「ラウ065」は同じらしい

「ラウ165」は間違えで…

「ラウ065」が正式な名前のようですが、

どちらも同じエケベリアになるようです。

 Guide To Echeveria(P29)

 より小型のアモエナもある

ラウとは別に、より小型のアモエナもあります。

花乃井、乙女とも呼ばれ…

「アモエナ・ペロテ」という名前があるそうです。

 Guide To Echeveria(P29)

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育て方の参考記事

※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。

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 ネット販売

日本花キ流通 カクトロコ
ストア内検索:アモエナ

※ 売り切れの場合あり

◆ 季節の変化

▲ 7月上旬

▲ 8月下旬

葉色(肥料・並) グリーン
葉色(肥料・ グリーン
エッジの色 葉色と同様
爪の色 葉色と同様
ロゼット 日照不足&水やりでは開きやすい
備 考

▲ 12月上旬

▲ 2月上旬

葉色(肥料・並) ピンクパープル
葉色(肥料・ ピンクパープル
エッジの色 ほぼ葉色と同様
爪の色 ピンクレッド
ロゼット 丸まりやすい
備 考

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◆ Before / After

 購入時の様子

購入日 2020/1
ポットサイズ 7.5cm
生産者さん ピュアリーフ
購入店 ピュアリーフ(ネット)

 約1年後の様子

1月に購入したので冬顔の状態です。

購入時から群生していましたが、

土は肥料切れのようで、1年後でも変化はありません。

植替えを行い、追肥を追加するとモリモリと大きく育ちます。

1年間の主な作業

・なし(植替え・追肥も無し)

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◆ 栽培記録(3年間)

 スタート(1月)

※ 7.5cmポット

3月

5月

7月

8月

10月

12月

 約1年後(2月)

4月(植替え

※ 7.5cm ポット

5月(開花

6月

8月

10月

12月

 約2年後(2月)

4月

7月

8月

10月

12月

 約3年後(2月)

5月(株分け

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◆ 栽培メモ

1. 群生タイプ

アモエナは胴切りなどを行わなくても、

自然と子株が付くエケベリアです。

栄養状態がよければ、どんどん増えて群生株に育ちます。

葉挿しは簡単なタイプ

意図的に試してはいませんが、土に落ちた葉が成長しています。

アモエナの葉は取れやすいので、

そのまま土に転がしても成功しやすいようです。

2. 子株は簡単に取れる

密集して取りにくそうな群生株ですが、

ポットから外して、下からハサミを入れると簡単です。

また、引っ張るだけで取れるケースもあります。

子株は「挿し芽」でOK

取った子株は「挿し芽」で育てられます。

そのまま土に植えると…

1ヵ月ほどで根付き、だんだんと成長します。

3. 寒さには注意

エケベリアの中では、並みの耐寒性になりますが、

-5℃まで下がる場合は注意が必要です。

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◆ 夏と冬の管理目安

 冬の管理(屋外)

弱い
-3℃まで
強い
-5℃まで
とても強い
凍害なし
- -

多肉植物全体で比べると「弱い」タイプ。

目安としては「-3℃」までなら、凍害の影響はなし。

-5℃まで下がると一部で凍結がみられ…

-7℃では全体が凍結し、再起不能かと思います。

 霜除け & 風除けは必須

屋外での管理では「霜除け&風除け」は必須です。

どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…

霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。

 梅雨 & 夏の管理

 遮光(20~50%)

 病気・害虫対策

 徒長(水やり)

 雨ざらし・風通し

 高温(猛暑日)

高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…

丸一日、陽が当たる場合は50%前後の遮光が必要。

水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。

雨ざらしはトラブルの原因になりやすい

梅雨~初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、

雨ざらしの状態を避けるのが無難です。

また、定期的に農薬を散布することで…

病気・害虫の被害も抑えられます。

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赤爪ザラゴーサ

エケベリアに多い、株が腐る(蒸れる)症状

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2018年の秋から多肉植物を楽しんでいます。これから始める皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。


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