エケベリア属「モスポール」の紹介です。

印象的にはメキシコポルデンシスの交配種っぽい感じで、

プリドニスのように赤いエッジが目立ちます。

ちょっと高めの価格帯ですが、

しっかりとした個性を感じるエケベリアだと思います。

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◆　Photos

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◆　基本情報

モスポールは交配種

▲　メキシコポルデンシス

詳細は不明ですが、ロゼットや花の様子から…

片親はメキシコポルデンシスになると思います。

相手はエレガンス系っぽい感じもしますが、

Ｍポルデンシスより、野性味が消えて爽やかな印象です。

育て方は「プリドニス」と同様

▲　花うらら

育て方・性質はプリドニスと同様です。

「花うらら」も「Ｍポルデンシス」も学名はプリドニスで、

見た目は異なりますが、同じように管理可能です。

寒さにも強く、葉挿しでも増やせます。

育て方の参考記事

※　種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。

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　ネット販売

日本花キ流通	－
ストア内検索：モスポール

※　売り切れの場合あり

◆　季節の変化

▲　７月上旬

▲　８月下旬

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▲　12月下旬

▲　２月中旬

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◆　Before / After

　購入時の様子

購入日	2020. 11
ポットサイズ	7.5cm
販売 or 生産者さん	日本花キ流通
購入店	日本花キ流通（ネット）

　約１年後の様子

11月に購入したので「やや冬顔」の状態です。

１年間ではそれほど変わり映えしてませんが、

長く育てるとメキシコポルデンシスっぽい…

葉の厚みがでてきます。

また、季節によっても葉色は変わりやすい印象です。

１年間の主な作業

・なし

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◆　栽培記録（３年間）

　スタート（11月）

※　7.5cm

２月

４月（開花）

６月

８月

10月

　約１年後（10月）

２月

４月

５月（葉挿し＆植替え）

※　葉挿しはすべて失敗

７月

８月

10月

　約２年後（11月）

２月

４月

５月（胴切り＆葉挿し）

※　葉挿しは４/８で成功

６月

８月

10月

　約３年後（12月）

２月

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◆　栽培メモ

１　【葉挿し】待てば発芽するケースもある

葉挿しを試すと「発芽」と「発根」に差が生じることは珍しくありません。

発芽が先行したり、発根が先行したりします。

調子のよい葉っぱは、だいたい２週間もあれば…

発芽＆発根して順調に育ってくれます。

発根だけの場合は望み薄

先に発根して、それから２週間以上も発芽しない場合は、

それ以降も待っても、ほとんど発芽しない傾向です。

ただ、稀に遅れて発芽する場合もあるので、

大切な葉っぱなら、粘ってみるのもオススメです。

２　胴切り後の親株はどうするの？

胴切りした親株は、特に何もする必要はありません。

その後は、自然と脇芽が付きはじめて…

徐々に大きく育っていきます。

もし、肥料が切れかけていたら、追肥したり…

植え替えておくと、よりハイペースで育ちます。

群生させておいても問題なし

（※　上の写真は別のエケベリア）

脇芽のロゼットが３cm以上に育ったら、親株から切り離し…

プラグトレイなどに植えてもＯＫです。

ただ、切り離して個別にすると、さらに栽培スペースが必要なので、

余裕がない場合は、親株に付けっぱなしでも問題ありません。

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◆　夏と冬の管理目安

　冬の管理（屋外）

弱い －３℃まで	強い －５℃まで	とても強い 凍害なし
-	〇	-

多肉植物全体で比べると「強い」タイプ。

目安としては「－５℃」までなら、凍害の影響はなし。

これより低下すると、多肉植物によっては…

一部が凍結したり、全体が凍結し枯死する可能性が高まります。

　霜除け ＆ 風除けは必須

屋外での管理では「霜除け＆風除け」は必須です。

どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…

霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。

　梅雨 ＆ 夏の管理

高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…

丸一日、陽が当たる場合は50％前後の遮光が必要。

水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。

雨ざらしはトラブルの原因になりやすい

梅雨～初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、

雨ざらしの状態を避けるのが無難です。

また、定期的に農薬を散布することで…

病気・害虫の被害も抑えられます。

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