エケベリア属「トリマネンシス」の紹介です。
全体がパウダーで覆われており、
ラウイが尖った感じにも見えますが…
別の原種となり、渋めの雰囲気が特徴のエケベリアになります。
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contents
Characteristics
成長期 | 形 状 | 葉 色 |
---|---|---|
![]() 春・秋 |
![]() ・中型ロゼット |
![]() ・パウダー |
この多肉植物は、原種
成長期は… 春と秋
中型のロゼットで、肉厚な葉をしています。
パウダーと、元の葉色が相まって…
中心ほど、パープル系の葉色に見えます。
◆ Photos
花の様子
5月中旬
トリマネンシスの特徴
近くで観ると… パウダーと、
ウォーターマークが混じったような感じがします。
茎は、ほとんど伸びませんが…
日照不足では、葉が伸長しやすい傾向です。
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◆ 基本情報
科 | ベンケイソウ科 |
---|---|
属 | エケベリア属 |
学名 | Echeveria tolimanensis |
流通名 | トリマネンシス |
- |
生育期 | 秋・春 |
---|---|
価格帯 | 600 円前後 |
栽培難易度 | ★☆☆ |
増やし方 | カット&挿し芽 |
「葉挿し」は未確認 |
◆ トリマネンシスは、原種
◎ メキシコ
トリマネンシスは、メキシコ原産の原種になります。
トリマネンシスの交配種
トリマネンシスの交配種は、色々とありますが、
品種名が付いているものは少なく…
交配式での表記が多いようです。
セブンナイツ
「コロラータ・タパルパ」とのハイブリッド。
トリマネンシスと、
ちょうど半分づつミックスされた感じで、
お互いの特徴が、よく出ていると思います。
育て方の、参考記事
※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。
ネット販売
ストア内検索:トリマネンシス |
※ 売り切れの場合あり
◆ 季節の変化
年間を通して、変わらない
7月上旬
8月下旬
12月上旬
2月上旬
夏は、ややグリーンっぽく見えますが、
あまり変化はありませんので、
年間を通して楽しめます。
◆ Before / After
購入時の様子
- 購入日:2020/01
- ポットサイズ:7.5cm
- 生産者さん:カクトロコ
約1年後の様子
1年間の主な作業
- なし
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◆ 栽培メモ
花を咲かせたら… 栄養補給
▲ 1年目の開花(5月)
花を咲かせた後は、成長期に合わせ…
追肥で栄養補給をさせたほうが、
ロゼットのサイズを保ちやすくなります。
栄養不足では、小さくなる傾向
花芽は、すぐにカットする人もいると思いますが、
かなり… 栄養を持っていかれます。
そのため、開花で栄養を使いきってしまうと…
ロゼットは小型化し、貧相になる傾向があります。
2年目の花芽では、ヘロヘロ状態
購入時から、一度も追肥・植替えを行わず、
2回目の花芽が伸びてきました。
その間にも、徐々にサイズダウンし…
最後の力を振り絞って、花芽を伸ばす感じが見受けられます。
栄養補給を兼ねて、植替え
▲ 4月下旬(6cm ポット)
2年以上、そのままなので…
栄養補給を兼ねて、植え替えです。
元肥入りの培養土を使用
表面は鹿沼土ですが、
元肥入りの「多肉植物の土」を使用しています。
別途、肥料の追加はありません。
その後の様子
▲ 6月(2ヶ月後)
▲ 8月(4ヶ月後)
半年後の状態
▲ 10月
春の成長期に合わせて、栄養補給をさせると…
小さく弱った株でも、
それなりの大きさに育ってくれます。
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◆ 夏と冬の管理目安
冬の管理(凍結)
安 全 | ~ -3℃ | 水分が多めでも、凍結なし |
注 意 | -3℃ ~ -5℃ | 一部、凍結の可能性あり |
危 険 | -5℃ ~ | 一部 ~ 全体が凍結 |
霜除け 必須 |
耐凍性のレベル
弱 | 並 | やや強 | 強 |
---|---|---|---|
- | - | 〇 | - |
多肉植物全体で比べると…「やや強」タイプ。
目安としては「-5℃」までなら、
ほぼ、凍結しないと思います。
もう少し下がっても、大丈夫かと感じますが…
一部、凍結の症状が見られる場合もあります。
寒波の夜間は、要注意
※ お住いのエリアにより異なります。梅雨 & 夏の管理
▼ 遮光率 | ▼ 水やり | |
---|---|---|
梅雨入り ~ | 20~50% | 控えめ |
梅雨明け ~ 9月中旬ころ |
50% | 控えめ |
※ 遮光率 & 水やりは、目安としてお考えください。
※ 水やりは、多肉の状態を確認しながら調整ください。
注意ポイント
遮光
風通し
病気・害虫
雨ざらし
徒長(水やり)
高温(猛暑日)
高温・乾燥に強いタイプ。
水やりは「量 or 回数」を減らすのが安全。
与え過ぎると… 葉が伸び、ロゼットも大きく開きやすい。
また、遮光をしつつ、雨ざらしも避けたほうが無難です。