こんにちは! イチクラです。
僕が住んでいる山梨県上野原市にも冬がやってきました。
さて…「うちの多肉植物は、冬を乗り切れるのだろうか?」
そんなことは微塵にも思わず、秋からそのまま屋外に置きっぱなしです。
やっぱり、屋外はマズかった!
- 冬は、室内に入れろ!
- 5℃以下にならないように!
- 霜に当てるな!
などなど、参考書にもネットにも書かれています。
ですが、「もしかしたら、屋外でも大丈夫じゃないの? 面倒だし…」と思い、外に放置していましたが、やはり… 年明けに一部の多肉が凍結して枯れました。
枯れた… 多肉植物
見た感じ… 再起不能だとわかるくらい、グジュグジュになっていたりシワシワになっていたります。
朝に様子を見たとき、お亡くなりになっている多肉さんに、気づく人も多いのではないかと思います。
温度計で測った訳ではありませんが、1月の夜間から早朝の気温は、-5℃くらいまで下がっていると思います。
同じ寒さでも、枯れない多肉もいる
こんな感じで、一部の葉だけにダメージが現れたり、まったく大丈夫な多肉植物もありました。
セダムは比較的、寒さに強いといわれていますが、品種(属)によって限界点はマチマチみたいです。
(種)属ごとに、寒さの限界点を見極めるには、時間がかかりそう
多肉植物を極めれば「この品種は0℃までOKで、あの品種は-5℃までイケる!」などと判別することが可能だと思います。
ですが、相当な時間と実験が必要になってくると思います。
また、自分の住んでいる地域は「霜に当てなければ大丈夫なのか?」とか「冷気を遮断すれば、屋外でも大丈夫なのか?」などなど、限界点を探るのも時間が必要です。
心配不要は、センペルビウム属
安牌なのは、-10℃以下でも耐えると言われているセンペルビウム属でしょう。
今年の冬は、チャレンジします!
心配なら、夜間はすべて室内へ移動させる
絶対に枯らせたくなければ、室内(玄関)へ移動させるしかありません。
これは… かなり面倒ですが、1年目は仕方ありません。
僕は、いくつかの多肉を凍死させた後は、日中だけ屋外へ移動させて、夜間は玄関へ移動させました。
栽培している多肉は、ほとんど… セダムだったので、暖房が効いた部屋ではなく、5℃前後の玄関でも大丈夫でした。
多肉植物によっては、10℃ほどをキープしたほうがよいみたいなので、事前に確認が必要です。
来シーズンは、なるべく移動の負担がないよう、寒さの限界点を探っていきたいと思います。
移動用のカゴがあると便利
だんだんと多肉植物の数が増えてくると、1鉢1鉢… 移動させるのが面倒なので、トレーやカゴを用意しておくと便利です。
プラのカゴなら、ホームセンターでもネットでも安く手に入ります。
オシャレな雰囲気を出したいなら… 木工などで自作するのもありです! 植物と木の相性は抜群ですね!
たくさん買わない… ほうが、いいかも…
低価格の多肉植物が豊富なので、ついつい… 買ってしまいがちです。
ですが、はじめての1年は、様子見でガマンも大切かもしれません。
室内に取り込めば、冬でも枯らすことはありませんが、もし… 心配なら少しづつ買って慣れてから、数を増やしていったほうが無難です。
水やりは、意外と…シビアではなかった
水やりって、はじめのうちは心配です。
「与えすぎると、枯れるんじゃないか…?」と思ってしまったりもします。
冬の、水やりの正解は?
冬は「月に1回たっぷりと」とか「霧吹きするだけ」とか… 色々と書かれています。
ですが、(種)属によって、ベストの水やりがあるようです。
プロの水やりは、こちら
この本には、種属ごとの細かな水やり方法が載っていますので、きっちりと水やりをしたい人にはおすすめです。
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僕の場合は、持っている多肉がセダムだったので、基本通りに「乾いたら… たっぷりと水をあげる…」で大丈夫でした。
夜間は、室内へ移動させていたので凍結することもなく、秋と同じような水やりです。
アバウトな水やりでも、夜間の寒さだけ注意すれば、いきなり枯れてしまうことはないと思います。
はじめての冬を乗り越えるポイント
とりあえず… 「室内・玄関に移動させれば問題なし」です。
ただ… 太陽も低く短いので、徒長対策のため日照時間を確保することも大切です。
また、数が増えてくると、出し入れが日課になってしまうので、これが面倒になります。
1年目は、多肉の数は増やさずに、室内の窓際に置きっぱなしのほうが、手間がかからずに楽しめるかもしれません。