こんにちは! イチクラです。
多肉ライフ…楽しんでいますか?
それとも「これから始めようか…な?」と悩んでいるところでしょうか?
僕は、たまたま… 始めた時期が秋だったのですが、多肉植物デビューは、教科書どおり… 「春」か「秋」がおすすめです。
ここからは、ネットでも参考書でも必ず書いてあることですが、改めて自分でも書き残しておこうと思います。
なんで、春か秋がベストなのか?
それは、枯れにくいから!
「そりゃ… そうだろ…」と感じるかもしれませんが、
暑過ぎることもなく、寒過ぎることもない… 人間にとって過ごしやすい季節は、多肉植物にとっても過ごしやすく、1ヵ月間…水やりをサボっても、枯れてしまうことは少ないと思います。
多肉植物だけあって、体内に温存している水分で生きながらえます。
さすがに1ヵ月間…放置すると葉っぱにシワがよってきますが、水を与えることで瑞々しい葉っぱに復活します。
枯れにくい季節だけど… 枯れさせてしまうこともある
多肉植物は、基本的に乾燥に強くサイズにもよりますが、2週間以上… 水を与えなくても元気です。
なので… 水不足で枯らすより、水の与え過ぎで枯らしてしまうほうが圧倒的に多いようです。
太陽の当てすぎでも弱る
水以外にも、太陽の浴びすぎで多肉は弱ってしまいます。
最初の頃、多肉植物は「太陽が大好物」ということを知って、「とりあえず…日に当てとけばガンガン成長するんだろうな~」という軽い気持ちで考えていました。
しかし・・・
遮光も必要だった
日陰より日向が圧倒的によいのですが… かといって、冬以外の直射日光は、多肉植物には強すぎてしまいます。
近年は、春でも秋でも気温が高く、日差しが強い日が数日… 続きますよね。
遮光をしないで、直射日光を浴び続けると(多肉によって)葉が焼けたり、多肉自体が弱ってしまいます。
寒冷紗【かんれいしゃ】を使う
寒冷紗【かんれいしゃ】というアイテムで、日光の強さを低減させます。
よく畑などで見かける、白や黒の布みたいなものです。
これで、強すぎる太陽光から多肉植物を守ります。
慣らし運転も必要
特に… 室内管理していた新芽や葉の薄い多肉を、直射日光の下で一日中…放置すると、茶色に変色してしまいます。
上の写真は、葉挿しの為に解体したエケベリアです。連日の晴天で、残していた最下部の葉の一部が日焼けしています。
これが、これから育てようとしている多肉だったらショックですね!
ですので、寒冷紗やティッシュペーパーを被せて、多肉にあたる日光を弱める必要があります。
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一言でまとめると...
「キレイに育てたいなら… 柔らかい光を長時間…当てろ!」ということですね。
多肉は、外に出さなくちゃダメ… でも、直射日光すぎるのもダメ… 季節によって光の調節をしろ!
「なんだか… 思ったより面倒だな~」と感じる、多肉植物でした。
輻射熱に注意! 直置きは厳禁
ベランダ… アスファルト… 鉄板の上… などなど
とりあえず、平らな場所に置きたくなってしまうのが多肉植物です。
輻射熱
放射熱のことで、他の物質に当ると熱を発する性質を持っている。
晴天 + 水やり後 の直置きは、ヤバいです!
これは、「ヤバい…」って言葉を使っちゃうほどヤバいです。
地面の輻射熱で、水分が高温になり蒸しあがってしまい、みるみるうちに葉っぱがブヨブヨになります。
まだ… 水を与えていないカラッカラの土のほうが助かります。
知らないと… 直置きしたくなる
春や秋は、曇天が続くことも多く、多肉を始めると、特に…晴れの日が貴重に感じられます。
始めの頃は、多肉を管理する場所を決めていなかったり、室内の窓際に置いておくことも多いかもしれません。
そこで、貴重な晴天がやってくれば、水を与えて外に出したくなります。
ですが、多肉専用の棚なども作っていないので、とりあえず… 日が当たる場所へ直置きしてしまい、その結果… 全滅させてしまいます。
自分は涼しくても、多肉にはクソ暑いことが多い… 秋
子供が熱中症になりやすには、大人より身長が低く、地面からの照り返しの影響を受けやすいからです。
これは、多肉植物も同じで… 自ら動くことのできない背の低い多肉は、数時間でご臨終となってしまいます。
なので、輻射熱に気を付けて直置きを避けなければなりません。
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こんな感じで… 枯れにくい季節ですが、知らないと… 簡単に枯らせてしまうこともあります。
よく成長するから面白い
「多肉植物の多くは、春と秋に成長する」といわれていますが、確かにそれが… よく実感できます。
全体的に大きくなる
大きくなる… といっても、野菜のように急激に大きくはなりませんが、品種によっては一回り…二回りほど大きくなります。
上の写真のオーロラも、下の方から脇芽がでて、みるみるうちに大きくなっていきました。
紅葉する
他の植物と同じように、多肉も紅葉します。
夏の青々した多肉も涼しげですが、秋からの燃えるような紅葉も楽しみの1つになるはずです。
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徒長【とちょう】… という現象を知る
中間から先端にかけて徒長させてしまった「虹の玉」。
日照不足だと、いつでも徒長してしまいます。
植物を育てなければ、一生… 聞くことのなかったワードですね。
日照不足と水の与えすぎで徒長する
日照不足だと、植物は光を求めて茎がスルスルと伸びていきます。
また、水の与えすぎや、背の高い多肉に囲まれると徒長しやすい気がします。
なので、多くの多肉植物は… 基本的に太陽が当たる屋外か、最低でも室内の窓際で育てる必要があります。
これは、実際… 自分で育てると「あれ… 伸びちゃったな~」と実感できると思います。
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多肉を増やす為の準備期間
多肉植物は、単体で増殖できる植物です。
品種にもよりますが、1つ持っているだけで、わらわらと子供を誕生させることができます。
そのシーズンが、春と秋です。
葉挿し【はざし】の練習をするにはベスト
多肉植物を増やす手段として、いくつかの定番がありますが、その中でも初耳だったのが「葉挿し」です。
葉挿しの感動は、たぶん… 1年目だけかと思いますが、とにかく試してみたくなります!
葉挿しは、葉っぱを根元から取って放置すると、2週間~1ヵ月程度で新しい芽や根がでてきます。
おすすめ
たくさんの葉が密集する「オーロラ」や「虹の玉」をはじめ、成功率100%といわれている「秋麗」や「ブロンズ姫」は、苗自体も300円前後で手軽に始められます。
安い品種から買ってみる
様々な多肉植物がありますが、セダムやエケベリア等を含むベンケイソウ科の価格は、全体的に安いと思います。
上の写真のようなカクトロコさんの多肉は、どのお店でも、だいたい250円前後です。
ネットショップでも買えます
カクトロコさんは、ネットショップも開設していますので、気軽に購入することもできます。
商品は「本当に… ハズレなし!」って感じで、良質な多肉植物が届きます。
これくらいの価格なら、徒長させてしまったり、最悪…枯らしてしまってもダメージが少ないので、ちょっとは安心です。
定番の品種は、流通量も多いので、待っていれば手に入ります。
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知りたいことが、盛りだくさん
こんな感じで、ちょうど秋からスタートできた多肉植物ですが、まだまだ…知りたいことや育てたい品種が盛りだくさんです。
やはり…最初の1年は失敗の繰り返しだと思います。
多肉植物にハマってしまうと、色々な品種を手に入れたくなりますが、全滅させてしまう危険性もありますので、経験を積みながら増やしていきたいですね。
そうは言っても、ついつい買ってしまいます…
ですが、これは仕方なし… ですね!