多肉1年生 春を迎える(令和元年-2019)

こんにちは! イチクラです。

いつの間にか、春がやってきて令和元年に突入しました。

春といえば「多肉の成長期です!」ということは知っていましたが、どんなふうに成長したか…まとめてみました。

あと… もう1つ、アブラムシなどの害虫を心配していましたが、特に被害はありませんでした。

春の特徴

  1. 子株が増える
  2. 花芽が伸びて、花が咲く
  3. 大きく育つ

これは… 多肉植物に限らず、どんな植物でも想像つきやすいと思いますが、1年目の春ということで書き残しておきます。

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❶ 子株が増える

想像以上に… 大増殖したのがセンペルビウムでした。

上海ローズ
2019 / 06
2018 / 10
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購入したのは秋で、直径6cmほどの小さな苗に子株が2つ付いていました。

それが、約半年で1株が15株以上に大増殖です。

さらに、一緒に付いていた2つ子株も育ち、その株からも子株をがでてきて、購入から半年で孫まで誕生です。

このペースで増え続けると1年後でも「これ… どうしよう…」という数になっちゃいますね。

ガゼル
2019 / 06
2018 / 10
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こちらも、上海ローズと同時期に購入しました。

ガゼルといったら、キレイな糸ですね。2株付いてお得感があったので購入した思い出があります。

それが、半年で10倍です。

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他にも、セダムやエケベリアでは脇芽がでてきたりと、春らしい成長を感じさせられました。

 カタチが悪くなることも


上の写真はエケベリアのエメラルドリップですが、葉の間から花芽や脇芽がニョキニョキと生えてくるので「見ため的」なバランスを崩しやすくなります。

脇芽が無ければ、キレイなロゼット状に葉が並びますが、脇芽のぶんだけ葉が欠けたように見えるので、これが気に入らない… という人もいらっしゃでしょう。

このエメラルドリップは、葉挿しの実験のため解体へ。

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❷ 花芽が伸びて、花が咲く

エケベリア属 野バラの精
アナカンプセロス属 吹雪の松
セダム属 リトルビューティー
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エケベリアやセダムをはじめ、色々と花が咲きました。

気付くと… 葉っぱの間から頭を覗かせていますが、脇芽か花芽かは、よくわかりません。

グングンと茎が伸びて、やがて花を咲かせます。花のカタチにバリエーションは、あまり無いようで、色違いになるようです。

なので、1回見たら飽きるかもしれません。

 花芽だけ、枯れることもある

いくつかの品種では、日光が強すぎたのか…? 花芽だけが枯れてしまいました。

ですが、葉には影響がなくスクスクと成長しています。

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❸ 大きく育つ

2019-06
2019-05
2019-04
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上の写真は、大きくなりやすいといわれるエケベリアの七福神です。

4月に購入したときは「意外と小さいなぁ~」という印象じでしたが、毎月… みるみると成長していきました。

大きく育つのは秋と同じですが、暖かくなる3月くらいから… その成長を感じられます。

冬に動きの少ない品種も、春になれば… それなりにグッと大きくなります。また、「葉挿し」や「挿し芽」を行っても、根や新芽がでやすいです。

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多肉植物の害虫として、よく紹介されているのがアブラムシやコナジラミ、カイガラムシです。

上の写真は、育てていた多肉にたかっていたアブラムシです。

ちょくちょく… 観察していれば、害虫はスグに気づくと思います。

アブラムシは分かりやすいので、心配ないですが、コナジラミやカイガラムシは未知の生物なので、事前に多肉植物の本を1冊買っておいたほうがよいと思います。

 殺虫剤は忘れたので使用せず

こちらもよく紹介されている、オルトランDX(粒剤)です。

土の中の害虫から葉っぱにたかる害虫も駆除できるというナイスな品物です。

できれば、植え替えの際に混ぜたいところでしたが、面倒だったので、スルーしていました。

その結果…

少量のアブラムシに、たかられました。

ですが被害は、ほぼ…なし、だと思います。

それよりも、アブラムシ自体を久々に見たことに驚きです。そして、本当に小さく… 老眼の人にはキツい昆虫ですね。

■ アブラムシがいた多肉植物

春の時点で、50種類くらいの多肉を育てていましたが、たかられたのは主に新芽や花芽です。

  • グレーンネックレス(ネックレス系)の花芽
  • センペルビウムの子株
  • その他、少しづつ

ある程度、成長した多肉植物は大丈夫で、柔らかい新芽が狙われやすいようです。

多肉全体に、びっしりとアブラムシがいた訳ではなかった

心配だったのは駆除するのが面倒なくらい、たかられることでしたが、意外と限定的でした。

■ 対処方法

それほど、数もいなかったので、セロハンテープで撃退です。

面倒ですが、発見したらチマチマと貼り付けて数を減らしていきました。

ですが、翌日も同じ多肉に、たかっていることもあるのでタニパトを強化しなければなりません。

■ 発生期間

5月の始めくらいに現れ、6月の中旬くらいで消えました

アブラムシは、ゴールデンウイークくらいから…いつの間にか現れ、梅雨入りの頃には、ほとんど消えていました。

救世主テントウムシは、いなかった…

アブラムシ自体が少なかったせいか、テントウムシは1匹も見つかりませんでした。

たまに家の内外で見ることもありましたが「ここぞ!」ってときに、見つからなかったのが残念です。

来シーズンは、テントウムシを購入しようかと思います。

 他の害虫は、いなかった

土の中にいる害虫は、見当たりませんでした。

植え替えもしましたが、購入した多肉の中から害虫は確認できませんでした。

ほんの稀に、小さいな白っぽい虫… トビムシ? がいましたが、それくらいです。

● トビムシ

体長1,2mm程の地中にいる虫で、湿った場所を好む。人間や植物には無害らしい。

トビムシは、梅雨以降に増えてくると思われます。

 虫が嫌いなら、オルトランDXで対応を!

今回は、アブラムシがいただけで、特に被害もなかったので、次の植え替えでも殺虫剤を使わないことにします。

面倒くさいこともありますが(* ̄∇ ̄*)

「どんな虫でも気持ち悪い!」という人や「念のために!」という人は、オルトランDXを使っておけば、予防できるのではないかと思います。

詳しい使い方は、メーカー公式の動画を貼っておきます!

ただ… 殺虫剤の利用は、人によって考え方が違うみたいですね。

使い方や分量を間違えると、多肉自体を枯らせてしまうこともあるようです。

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ツチバチ? 襲来!
土の中に潜るハチに荒らされる


6月のある日… なんだか、やけに土が散乱しているのを確認。

「地震か? 強風か? まっ…いいか…!」 と気楽に考えていましたが、毎日のように土が散乱しているんですね。

ついに… 犯人を発見‼


こいつでした。

こいつが、地中に潜る際… けっこうな勢いで土を空中に巻き上げます。おそらく… ツチバチという蜂です。

全身が見えなくなるくらい深く潜り込むので、意外とビックリしました。

土の中に卵を生みつける訳ではないようですが、こいつが潜ると、せっかく植えた苗が傾きます。

潜るほどのスペースがない鉢には潜りませんが、少しでもスペースがあると… 潜り散らかして去っていきます。

今回は、同じ1匹が飛び回っていただけだと思われるので、特に対策はしていません。

いつの間にか、いなくなりました。

でも、片っ端から掘り起こされたら… たまったものじゃないですね!

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春は面白い!

一番… 心配してた害虫の被害もなく無事に春を過ごせました。

開始から半年が経ちましたが、昨秋の写真を眺めてみると多肉の成長具合に驚きです。

また、3月に購入した多肉も6月には「3ヵ月で、ここまで大きくなるのか~」と、感じさせられます。

ぜひぜひ、気に入った多肉植物を探し育ててみてください。


ごあいさつ

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