エケベリア属「トランペットピンキー」の紹介です。
2020年に流行った珍品種で、
元となっているエケベリアはピンキーのようです。
言われてみればトランペットのような感じもしますが、
ウツボカズラの集合体にも見えるので
好き嫌いが分かれるフォルムかと思います。
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◆ Photos
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◆ 基本情報
科 | ベンケイソウ科 |
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属 | エケベリア属 |
品種名 | Trumpet Pinky |
流通名 | トランペットピンキー |
- |
生育期 | 秋・春 |
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価格帯 | 900円前後 |
栽培難易度 | ★☆☆ |
増やし方 | 剪定&挿し芽 |
葉挿し |
トランペットピンキーは「?」
▲ ピンキー
元の品種はピンキーのようで、筒状に丸まらない葉も混じります。
ピンキーの交配種なのか、薬でイジったのかは不明です。
葉挿しでも筒状の葉をキープ
▲ 花芽の葉挿し
▲ 葉挿しから育てた状態
奇抜な見た目ですが、葉挿しは可能です。
発芽しても既に筒状をキープしており…
普通のピンキーに戻ることはなさそうですが、
もしかすると、ピンキー化する個体もあるかもしれません。
性質はピンキーと同じ
見た目以外はピンキーと同じで、特に変わりはありません。
厳冬期では外葉が傷みやすくなります。
育て方の、参考記事
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ネット販売
日本花キ流通 | レイテストプランツ |
ストア内検索:トランペットピンキー |
※ 売り切れの場合あり
◆ 季節の変化
夏
▲ 6月下旬
▲ 8月下旬
冬
▲ 12月上旬
▲ 2月中旬
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◆ Before / After
購入時の様子
購入日 | 2020. 4 |
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カット苗 | 5cm |
販売 or 生産者さん | レイテストプランツ |
購入店 | レイテストプランツ(ネット) |
約1年後の様子
5cmほどのカット苗(未発根)で購入した状態です。
12月に入っての未発根の苗でしたが、
1年も経てば普通に大きく育ってくれます。
あとは見た目の好みなので、
余裕があれば育ててみるのも面白いかと思います。
1年間の主な作業
・なし
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◆ 栽培記録(3年間)
スタート(12月)
※ 5cmほど(未発根)
12月(植え付け)
※ 未発根のまま植え付け
1月
2月
※ ここまで未発根
4月(発根)
発根は目視していませんが、
苗の状態からすると根付いています。
6月
8月
9月(植替え)
10月
約1年後(12月)
2月
5月(植替え)
※ 7.5cmポット
5月(花芽の葉挿し)
※ 6割ほど成功
8月
10月
約2年後(12月)
2月
6月(開花)
7月
8月
約3年後(11月)
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◆ 栽培メモ
1 冬は発根しなくても大丈夫
▲ 12月
▲ 1月
▲ 2月
未発根のカット苗を12月に植え付けましたが、
苗の様子からすると、2月ほど経った2月でも発根しておらず、
休眠状態となっています。
春になれば自然と発根する
▲ 4月
▲ 5月
1月~3月中旬までは水やりを行わず…
それ以降から水を与えています。
暖かくなれば休眠から目覚めるので、
その辺りに合わせて水やりをすればOKです。
発根は目視しなくても、ロゼットや葉の変化で活着に気付けます。
2 ピンキーと同じ
育て方、性質はピンキーと同様ですので…
こちらの記事も参考にどうぞ。
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◆ 夏と冬の管理目安
冬の管理(屋外)
弱い -3℃まで |
強い -5℃まで |
とても強い 凍害なし |
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〇 | - | - |
多肉植物全体で比べると「弱い」タイプ。
目安としては「-3℃」までなら、凍害の影響はなし。
-5℃まで下がると一部で凍結がみられ…
-7℃では全体が凍結し、再起不能かと思います。
霜除け & 風除けは必須
屋外での管理では「霜除け&風除け」は必須です。
どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…
霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。
梅雨 & 夏の管理
遮光(20~50%)
病気・害虫対策
徒長(水やり)
雨ざらし・風通し
高温(猛暑日)
高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…
丸一日、陽が当たる場合は50%前後の遮光が必要。
水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。
雨ざらしはトラブルの原因になりやすい
梅雨~初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、
雨ざらしの状態を避けるのが無難です。
また、定期的に農薬を散布することで…
病気・害虫の被害も抑えられます。
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