斑入りタイトゴメ

セダム属「斑入りタイトゴメ」の紹介です。

斑が入っていない普通のタイトゴメも流通していますが、

今回は斑入りバージョンとなります。

斑入りになることで、クリーム色の葉が増え…

グリーンとのコントラストが鮮やに映えます。

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◆ Photos

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◆ 基本情報

ベンケイソウ科
セダム属
学名 Sedum album
流通名 斑入りタイトゴメ
生育期 春・秋
価格帯 600 円前後
栽培難易度 ★★☆
増やし方 剪定&挿し芽
葉挿し

斑入りタイトゴメは、原種の斑入り

元となるタイトゴメは、アルブムという…

ヨーロッパ原産の原種になるかと思います。

お店によっては、いくつかの栽培品種が販売されています。

 I.C.N(アルブム)

 斑入りタイトゴメは、品種登録済み

斑入りタイトゴメは品種登録されていますので、

栽培・繁殖は、個人で楽しむ範囲となります。

また、どこで購入しても、上の写真と同じタグが付いていると思います。

 登録品種データベース(CH01)

 暑くなると斑は消える

▲ 10月の様子

斑入りの品種になりますが、季節性となるため…

7月~10月くらいは斑が消えます。

その後、涼しくなれば再び斑が戻ってきます。

寒さには強いタイプ

斑入りですが寒さには強いタイプです。

-5℃くらいなら、余裕で耐えてくれます。

もしかすると、それより下がっても大丈夫かもしれません。

育て方の参考記事

※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。

 ネット販売

日本花キ流通
ストア内検索:斑入りタイトゴメ

※ 売り切れの場合あり

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◆ 季節の変化

▲ 7月上旬

▲ 8月下旬


▲ 10月上旬

▲ 12月中旬

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◆ Before / After

 購入時の様子

購入日 2023. 4
ポットサイズ 8cm
販売 or 生産者さん
購入店 ガーデンメッセ八王子

 約1年後の様子

斑入りタイトゴメは、夏以外に購入すれば斑入りの状態です。

幹は細くて伸びやすいので、

最低でも1年に1回は剪定することになります。

生育の雰囲気としては、レッドベリーと同じような感じです。

1年間の主な作業

・剪定&挿し芽

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◆ 栽培記録(3年間)

 スタート(12月)

※ 8cm

1月

3月

5月(剪定&挿し芽

7月

8月

10月

 約1年後(12月)

2月

4月(剪定&挿し芽

6月

8月

10月

 約3年後(12月)

2月

4月(剪定&挿し芽

5月

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◆ 栽培メモ

1 肥料は多めがオススメ

斑入りの品種なので、葉色はグリーンとイエローが基本です。

紅葉させる必要はありませんので、

それよりかは、葉を濃いグリーンにして、

イエローとのコントラストを楽しむのがオススメです。

即効性の液肥を与え続けてもOK

例えば、春や秋は水やりのたびにハイポネックスを混ぜてもOKです。

肥料が効いたほうが葉や幹は太くなり、脇芽も増えてきます。

葉色も濃いグリーンになりますので、

斑入りタイトゴメに関しては、肥料を多めで管理したほうが良い結果になると感じます。

2 意外と育て辛いかも?

見た目はパープルヘイズなどと同じ極小セダムですが、

異なるポイントは、タイトゴメのほうが背がよく伸びます。

また、徒長もしやすいので、剪定の回数が多くなるタイプです。

強い陽射しは避けたほうが無難

陽がよく当たる場所で管理すれば、もちろん徒長はしません。

ですが、光が強すぎると葉が赤く変色してしまいます。

葉焼けとまではいきませんが、

赤い部分が混じると、葉が濁って見えるので、

陽射しは必要ですが、遮光して管理するのがベストです。

増やすのは簡単

増やすのは簡単で、いつもの「剪定」と「挿し芽」でOKです。

その後も、斑入りまま増えてくれます。

葉挿しは試していませんが、おそらく…

ばらまいておくだけで大丈夫かと思います。

ただ、普通のタイトゴメになってしまう葉もあると思います。

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◆ 夏と冬の管理目安

 冬の管理(屋外)

弱い
-3℃まで
強い
-5℃まで
とても強い
凍害なし
- -

多肉植物全体で比べると「強い」タイプ。

目安としては「-5℃」までなら、凍害の影響はなし。

これより低下すると、多肉植物によっては…

一部が凍結したり、全体が凍結し枯死する可能性が高まります。

 霜除け & 風除けは必須

屋外での管理では「霜除け&風除け」は必須です。

どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…

霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。

 梅雨 & 夏の管理

 遮光(20~50%)

 病気・害虫対策

 徒長(水やり)

 雨ざらし・風通し

 高温(猛暑日)

高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…

丸一日、陽が当たる場合は50%前後の遮光が必要。

水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。

雨ざらしはトラブルの原因になりやすい

梅雨~初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、

雨ざらしの状態を避けるのが無難です。

また、定期的に農薬を散布することで…

病気・害虫の被害も抑えられます。

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姫笹(覆輪万年草)

シルバークイーン錦

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2018年の秋から多肉植物を楽しんでいます。これから始める皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。


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