エケベリア属「シャビアナ（トラフルズ）」の紹介です。

シャビアナの中でも、葉の枚数が多いタイプのようで、

葉牡丹っぽい感じにも見えます。

定番のピンクフリルより大きく育ち、

紅葉は控えめですが、シャビアナ特有のフリルは健在です。

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◆　Photos

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◆　基本情報

トラフルズは原種

◎　メキシコ

トラフルズは原種シャビアナのバリエーションの１つのようです。

よりフリルが強いバージョンは…

「デザートスター」という名前で区別されているようですが、

区別されずに混ざっていることも多い模様。

　I.C.N（シャビアナ）

あまり見かけない？

シャビアナの定番ピンクフリルは、よく流通していますが、

トラフルズやデザートスターは、

お店でも取り扱いが極めて少ないと感じます。

トラフルズの記載なし

管理人が購入した株には、シャビアナとだけ表記され…

トラフルズとは記載されていませんでしたが、

おそらく、トラフルズに該当するのかと思います。

　ネット販売

日本花キ流通	－
ストア内検索：シャビアナ

※　売り切れの場合あり

　性質はピンクと同じ

性質や育て方は、ピンクフリルと同様です。

強健で育てやすいタイプですが、

葉が伸びやすいので、梅雨・夏の管理には注意します。

葉挿しは得意

シャビアナはエケベリアの中でも…

群を抜いて葉挿しが得意で、

葉を取れば、だいたい成功してくれます。

育て方の参考記事

※　種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。

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◆　季節の変化

▲　６月上旬

▲　８月下旬

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▲　12月上旬

▲　12月中旬

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◆　Before / After

　購入時の様子

購入日	2021. 3
ポットサイズ	８cm
販売者 or 生産者さん	日本花キ流通
購入店	日本花キ流通（ネット）

　約１年後の様子

３月に購入したので「冬顔」の状態です。

ピンクフリルとは異なり、ピンクには紅葉せず…

淡い青・紫・グレーがメインの葉色です。

また、栄養状態がよいと葉の枚数が増えて大型化します。

１年間の主な作業

・植替え

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◆　栽培記録（３年間）

　スタート（１月）

※　7.5cmポット

５月

７月（開花）

８月

９月（植替え）

10月

12月

２月

　約１年後（４月）

５月（植替え＆葉挿し）

※　11/12で成功

８月

10月

12月

２月

　約２年後（４月）

５月

６月

８月

10月（胴切り＆挿し芽）

12月

　約３年後（３月）

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◆　栽培メモ

１　花芽ブロックを監視

たいした問題ではありませんが、

開花後も花芽の棒が残っていると、

それが葉の開きをブロックして、ロゼットがつぶれた感じに育ちます。

（特に葉が薄めのエケベリア）

様子を見て、切り詰める

花芽をカットする際は、最初から根元を狙う必要はありません。

最初は、切りやすいところで落とし、

花芽が乾燥してきたら、さらにカットすればＯＫです。

完全に乾燥していれば、根元でポキッと外せます。

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◆　夏と冬の管理目安

　冬の管理（屋外）

弱い －３℃まで	強い －５℃まで	とても強い 凍害なし
-	〇	-

多肉植物全体で比べると「強い」タイプ。

目安としては「－５℃」までなら、凍害の影響はなし。

これより低下すると、多肉植物によっては…

一部が凍結したり、全体が凍結し枯死する可能性が高まります。

　霜除け ＆ 風除けは必須

屋外での管理では「霜除け＆風除け」は必須です。

どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…

霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。

　梅雨 ＆ 夏の管理

高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…

丸一日、陽が当たる場合は50％前後の遮光が必要。

水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。

雨ざらしはトラブルの原因になりやすい

梅雨～初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、

雨ざらしの状態を避けるのが無難です。

また、定期的に農薬を散布することで…

病気・害虫の被害も抑えられます。

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