エケベリア属「みどり牡丹｛ ニクサナ｝」の紹介です。

フォルム的には地味な印象の多肉ですが、

増えやすく、明るいグリーンの葉色なので、

寄せ植えなどのパーツとしても活躍してくれます。

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Characteristics

成長期は…　春と秋

基本は単頭のロゼットで、幹立ちしやすい。

夏の葉色は、淡いグリーン。

冬でもグリーンをキープしますが、

肥料が切れると、淡いピンクに紅葉する。

◆　Photos

◆　基本情報

　みどり牡丹は交配種

詳細は不明ですが、エケベリア属の交配種になります。

　I.C.N（みどり牡丹）

「白牡丹」と似ている

▲　左：みどり牡丹　/　右：白牡丹

グラプトベリア属の「白牡丹」とは、

フォルムと名前がよく似ています。

特に、小さな苗の状態では、色違いの多肉に見えます。

小さいほうが綺麗に見える

大きく育つと大雑把に見えますが、

小さな状態では、繊細で綺麗な苗に見えます。

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育て方の、参考記事

※　種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。

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　ネット販売

※　売り切れの場合あり

◆　季節の変化

▲　７月上旬

▲　８月下旬

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▲　12月上旬

▲　２月 ❶

▲　２月 ❷

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◆　Before / After

　購入時の様子

　約１年後の様子

３月に購入したので、冬顔の状態です。

みどり牡丹という名前だけあって…

基本は淡いグリーンの葉ですが、

肥料が切れてくるとピンク系に発色します。

また、茎は伸びやすいタイプです。

１年間の主な作業

・植替え

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◆　栽培記録（３年間）

　スタート（３月）

※　7.5cmポット

７月

８月

10月（植替え）

12月

２月

　約１年後（３月）

４月（葉挿し）

※　８割成功

５月（開花）

８月

10月

12月

　約２年後（６月）

10月（植替え）

　約３年後（２月）

７月

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◆　栽培メモ

1.　独特のフォルム

みどり牡丹は、一般的なエケベリアのイメージとは異なり、

茎が伸びてマツボックリのようなフォルムになります。

そのため、ポットで１株を育てるより…

寄せ植えで使ったほうが似合うかもしれません。

小さく育ててもＯＫ

葉挿しから育て、小さなまま管理するのもオススメです。

肥料を薄くすると…

小型の状態をキープしやすくなりますが、

それでも、いずれは茎が伸びてきます。

2.　強健＆増やしやすい

みどり牡丹は、暑さ・寒さにも強く…

病害虫にも強い感じがします。

また「葉挿し」の成功率も高いため簡単に増やせます。

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◆　夏と冬の管理目安

　冬の管理（屋外）

弱い －３℃まで	強い －５℃まで	とても強い 凍害なし
-	〇	-

多肉植物全体で比べると「強い」タイプ。

目安としては「－５℃」までなら、凍害の影響はなし。

これより低下すると、多肉植物によっては…

一部が凍結したり、全体が凍結し枯死する可能性が高まります。

　霜除け ＆ 風除けは必須

屋外での管理では「霜除け＆風除け」は必須です。

どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…

霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。

　梅雨 ＆ 夏の管理

高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…

丸一日、陽が当たる場合は50％前後の遮光が必要。

水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。

雨ざらしはトラブルの原因になりやすい

梅雨～初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、

雨ざらしの状態を避けるのが無難です。

また、定期的に農薬を散布することで…

病気・害虫の被害も抑えられます。

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