「押し入れ」多肉栽培

みなさま、こんにちは! イチクラです。

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

さっそくですが、今回から始める企画は…

多肉植物の室内栽培(オールシーズン)です。

多肉植物の楽しみ方を広げるプロジェクト

ご存知の方も多いかと思いますが、

基本的に多肉植物は、室内栽培には向いておらず、

かといって、外で放置しても夏か冬に枯れてしまう植物です。

そんな、わがまま多肉を誰でも楽しめるように、

栽培の楽しみ方や飾り方を開拓していければと考えています。

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◆ 設営

今回から始める「押し入れ多肉」ですので、

簡単に設営と概要を紹介していきます!

ここで使用している写真は「24年4月2日」のものです。

 押し入れのサイズ

・横幅:170cm
・高さ:80cm
・奥行:90cm

念のため防水シート

この中でガンガン水やりを行うわけではないのですが、

念のため、防水シートを敷いておきます。

床板は、水に弱い合板(ベニヤ板)なので、

あまり湿気を与えないほうが無難です。

 「ひな壇」の設置

次は(個人的に)多肉ガーデニングでオススメしたい「ひな壇」の設置です。

多肉植物にひな壇が欲しい理由は、

多肉は背が伸びにくい種類が多く…

高さの調整やアレンジが効きにくい植物だからです。

立体的に飾りやすい

鉢植えで背の低い多肉(主にエケベリア)は、

どれだけ数を並べても、奥行ばかりにスペースを取られ、

上部の空間がすっぽりと空いてしまいます。

そのため、ひな壇を作ってあげると、

スペース全体が植物で埋まるように調整しやくなります。

 観葉植物とコラボ

せっかくの室内ガーデニングですので…

室内植物の大定番「観葉植物」ともコラボレーションしていきます。

種類はこちら

あまり観葉植物の名前は知らないのですが、

大まかな種類としては…

左からモンステラ、オリズルラン、ポトス、シンゴニウムになると思います。

 ウッドボックスの設置

続いてウッドボックスの設置です。

ひな壇の上に直接、多肉を並べてもよいのですが、

移動させる手間の軽減と…

全体の雰囲気の統一感(高級感)を狙って、

ウッドボックスを間に挟んでから、多肉を設置します。

一通り置いてみた

こんな感じです。

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◆ 多肉を飾る

まえおきが長くなりましたが…

ようやく主役の多肉植物たちを飾っていきます。

手始めとして飾る多肉植物は、数ある多肉の中でも人気グループとなる…

エケベリア属の原種や交配種です。

 最近まで、外で育ててきた多肉を使用

ここに飾ったエケベリア達は、直前まで屋外で管理されたもので…

室内で育ててきた多肉ではありません。

これからの変化や、生育過程を楽しみにして頂ければと思います。

個別の紹介は、おいおい

飾ってあるエケベリアは、定番の原種や交配種です。

アガボイデス、コロラータ、エレガンスの交配種が多く、

メジャーな品種でいうと、桃太郎や七福神です。

個々の紹介については、おいおい行いたいと思います。

多肉図鑑に掲載済みの品種が多数

また、当ブログの多肉図鑑に、ここで並べた…

ほとんどのエケベリアが掲載されています。

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◆ LEDライトの設置

最後の仕上げとして…

太陽の代わりとなるLEDライトを設置します。

 ライトの紹介

簡単にライトの内容を紹介しますと、

植物専用ではなく、普通に照明として利用するLEDライトです。

コンセントから電源を取るタイプで、

ケーブルの途中にON/OFFボタンが付いています。

商品の詳細はこちら(Amazon)

取付は天井部分に1ヵ所

ライトのサイズは、押し入れに合わせて「幅115cm」を選択。

取付には、まず付属の金具を壁や天井にビス留めし、

その後、ライトをガチっとハメ込むやつです。

 太陽光には及ばない

▲ ライトOFF

▲ ライトON

肝心の光量は、目がくらむほどの「爆光」ではなく、

天井のシーリングライトとほぼ変わりません。

写真では露出の関係で、明るく見える場合もありますが、

太陽光の50 ~ 70%OFFくらいの明るさです。

まず1灯からスタート

正直「ちょっと弱いかな~」といった気もしますが、

まずは1灯からスタートします。

ライトの使用時間については、基本的に毎日で…

8~10時間ほど、つけっ放しの状態です。

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◆ 空調・土の紹介

多肉といえば、暑さや蒸れ、根腐れなんかが心配です。

室内は屋外と比べ、空気の流れが少ないですので、

扇風機などで「風を送ったほうがいいのかなぁ~」と思いましたが、

実験の意味も込めて、

今回は多肉に向けて扇風機を回したり…

過度なエアコンの使用、窓の開けっ放しも行わないようにします。

 培養土は、軽めのタイプ

培養土については、いろいろと迷ったあげく、

室内栽培ということで…

PROTOLEAF「粒状かる~い培養土」に決定です。

もしくは、こちらの培養土

PROTOLEAF「室内向け 観葉・多肉の土」です。

この2つの商品は、ほとんど土の配合が同じなので、

あまり差は生じないと思います。

また、どちらも初期肥料が含まれています。

通気性がよく、乾きも早い

試した感じでは、室内でも3日程度で…

8割ほど乾いているようです。

さらに1週間もあれば、中まで完全に乾いています。

オルトランDXを混ぜて使用

多肉栽培でオルトランといえば、

カイガラムシ対策の必需品となりますが、

コバエ対策としても有効なようなので、念のため混ぜておきます。

 徐々に植替えを実行

室内への移動とともに、土を総入れ替えしようと考えましたが、

ちょっと手間だったので、

次に植替えをするタイミングで変更しようと思います。

この時点では、どれも屋外用の水持ちのよい土が入っています。

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◆ 準備完了

これで準備は完了です!

この多肉たちには、押し入れの中を終の棲家として過ごします。

押し入れと屋外の出入りもありません。

ただ、飾ったエケベリアには、ほぼ同じ品種も含まれているので、

そのようなケースでは、

途中で他の多肉とチェンジすると思います。

室内は大丈夫なの?

冒頭でも書かせて頂きましたが、

基本的に多肉植物は、陽が当たる窓際以外での…

室内栽培には向いていません。

光量が足りず徒長しやすいですし、紅葉も控えめになるからです。

栽培自体は、たぶん大丈夫

屋外栽培での多肉と比べると、紅葉面では劣ると思いますが、

普通に育てるぶんには…

真夏も乗り切ってくれると思います。

そのあたりも含め、今後の成育過程をご覧いただければ幸いです。

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シルバークイーン錦

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2018年の秋から多肉植物を楽しんでいます。これから始める皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。


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