セデベリア「ファンファーレ」の紹介です。
葉色の変化は、ほとんどありませんが…
唯一無二のフォルムで、
多肉植物らしさが光る、ユニークなハイブリッドになります。
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Characteristics
成長期 | 形 状 | 葉 色 |
---|---|---|
春・秋 |
・中型ロゼット |
・グリーン系 |
この多肉植物は、属間ハイブリッド
成長期は… 春と秋
中型~大型のロゼットで幹立ちし、脇芽も付きやすいタイプです。
葉色は、常にミントグリーンで、
紅葉しても… わずかに先端が色付くのみとなります。
◆ Photos
ファンファーレの特徴
肥料次第で、大きなロゼットに育つと思います。
そのうち、幹立ちし… 群生してきますので、
増やすなら、子株をカットするのが簡単です。
幹立ちしますが、徒長もしやすいタイプなので注意します。
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◆ 基本情報
科 | ベンケイソウ科 |
---|---|
属 | セデベリア |
品種名 | Fanfare |
流通名 | ファンファーレ |
生育期 | 秋・春 |
---|---|
価格帯 | 250 円前後 |
栽培難易度 | ★☆☆ |
増やし方 | カット&挿し芽 |
◆ ファンファーレは、属間ハイブリッド
ファンファーレは、属間ハイブリッドで、
セデベリアになりますが、
交配親は不明とされています。
引用: I.C.N(ファンファーレ)
育て方の、参考記事
※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。
ネット販売
カクトロコ | ハニーミント |
ストア内検索:ファンファーレ |
※ 売り切れの場合あり
◆ 季節の変化
年間を通して、変わらない
7月上旬
10月下旬
1月上旬
年間を通して、葉色の変化はありません。
寒くなると…
やや、葉先がピンクに色づきます。
◆ Before / After
購入時の様子
- 購入日:2019/02
- ポットサイズ:7.5cm
- 生産者さん:カクトロコ
約1年後の様子
※ 凍結のダメージあり
※ 凍結のダメージあり
凍結により、枯れるほどではありませんが、
中程度のダメージを負いました。
1年間の主な作業
- 植替え:1回
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◆ 栽培メモ
❶ 幹立ちまで、時間がかかる場合も…
▲ 購入から1年3ヵ月後
▲ さらに… 3ヶ月後
今回のファンファーレでは、
購入から幹立ちして… 子株がはっきりと分かるまで、
1年6ヶ月ほど掛かりました。
長く育てるほど、子株が付きやすい傾向
肥料の加減にもよると思いますが、
ある程度、幹立ちすれば…
その後は、子株が付きやすい感じです。
❷ 幹をカットすると、そのまま枯れる場合も…
▲ 親株の幹をカットしたら…
▲ 枯れたパターンでした
子株をもっと増やそうと、親株の幹をカットしたら…
そのまま、枯れてしまいました。
基本的に、カット後の幹には… 子株が伸びやすいのですが、
枯れてしまう場合もあります。
【挿し穂】発根を待っていたら… 徒長
▲ カットして3週間
カットした「挿し穂」は、日陰に置いておいても…
徒長するイメージはありませんでしたが、
このファンファーレは、盛大に徒長していました。
とても、微妙な状態に…
▲ 9月下旬の様子
今回の… カットして増やす試みは、
増えもせず、徒長しただけの結果となりました。
なかには、こんな事もあります。
その後の経過
2回目の冬も、凍結させる
▲ 挿し芽の苗は、重症
▲ 親株に付いてた子株は、再起不能
秋の期間で、徒長したロゼットも戻りましたが、
冬になり… 1年目に続いて、
2年目も凍結させました。
「-7℃」まで下がってしまうと… かなり厳しいと感じます。
春(4月)のリスタート
▲ 生き残った「挿し芽」の苗
凍結で根も枯れ… 水切れと寒さで、
ロゼットはカチカチに閉じています。
ボロボロの状態ですが、
暖かくなれば、自然と発根し… ロゼットも開いてきます。
子株も、チラホラと…
たくさん、子株が付いても…
大きく成長するのは、
限られた数になると思います。
液肥で、栄養補給
使用した回数は、忘れてしまいましたが、
4月~5月にかけて、
液肥(ハイポネックス)を与えています。
その後の様子
▲ 6月中旬(2ヶ月後)
▲ 8月下旬(4ヶ月後)
▲ 10月下旬(6ヶ月後)
多肉植物の種類にもよりますが…
半年もあれば、凍結でダメージを負った葉も入れ替わり、
そこそこのサイズに戻ります。
これ以上、巨大化させたい場合は…
より大きな鉢と、追肥が必要だと感じます。
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◆ 夏と冬の管理目安
冬の管理(屋外)
弱い -3℃まで |
強い -5℃まで |
とても強い 凍害なし |
---|---|---|
〇 | - | - |
多肉植物全体で比べると「弱い」タイプ。
目安としては「-3℃」までなら、凍害の影響はなし。
-5℃まで下がると一部で凍結がみられ…
-7℃では全体が凍結し、再起不能かと思います。
霜除け & 風除けは必須
屋外での管理では「霜除け&風除け」は必須です。
どちらかが未設置の場合では、上記の管理気温まで耐えられず…
霜害や凍害によるダメージを負いやすくなります。
梅雨 & 夏の管理
遮光(20~50%)
病気・害虫対策
徒長(水やり)
雨ざらし・風通し
高温(猛暑日)
高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…
丸一日、陽が当たる場合は50%前後の遮光が必要。
水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。
雨ざらしはトラブルの原因になりやすい
梅雨~初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、
雨ざらしの状態を避けるのが無難です。
また、定期的に農薬を散布することで…
病気・害虫の被害も抑えられます。
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