【Vol.02】黒い多肉植物「黒法師」を育てる

この記事は、アエオニウム属「黒法師」の栽培記録【Vol.02】です。

 Vol.01の続きとなりますので、合わせてご覧ください。

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栽培記録 – Vol.2

2020-春・夏・秋
栽培記録

生育具合は【Vol.01】と同様ですので、

秋までダイジェストで紹介します。

春 シーズン / 2020

5月上旬 

夏 シーズン / 2020

7月上旬 

8月下旬 

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秋 シーズン / 2020

10月上旬 

11月下旬 

ここまでのまとめとしては…

アクシデントもなく、無事に成長しています。

いつも通りですが、

秋からの活発な活動には、目を見張るものがあります。

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2020-冬
栽培記録

「-5℃」で、葉が凍る

今年は試しに1株だけ、夜間も屋外で管理してみました。

その結果、「-3℃」ほどでは…

どこも凍結が見られませんでしたが、

「-5℃」になると葉が凍ってしまいました。

カットして、親株を活かす

カットした茎の状態から、先端部分は諦めて…

残った親株(棒)の発芽に期待します。

2月上旬 2回目の挿し芽

成長シーズンの冬が来たので…

これまでの4株をすべて使い、

再び「カット & 挿し芽」で増やします。

2021-春・夏
栽培記録

春 シーズン / 2021

4月中旬 親株から発芽

カットから2ヵ月後の4月になります。

今回は、なぜか…? 大幅に遅れて発芽しました。

  • 1回目:約2週間
  • 2回目:約2ヶ月
 栽培環境は、ほぼ同じ

栽培環境は、前回と同じで…

やや明るい場所に置いて管理しています。

異なるとしたら、1年以上…

植替えや追肥を行っていないので、

そのあたりが影響したのかもしれません。

発芽タイミングも、まちまち

▲ 細い棒から発芽

結果として、どの棒からも発芽しましたが…

最初は、細い棒から発芽しています。

発芽にも優先順位があるようです。

凍結した株からも発芽

▲ 12月に凍結した株

少し前に凍結させてしまったので、

期待していなかったのですが、

4つの株の中では1番成長しています。

4月下旬 「挿し穂」発根せず

親株以上に、無反応なのが「挿し穂」でした。

そのへんに転がしておいても、

だいたい発根しますが、今回は寒すぎたせいなのか?

まったく発根していません。

  • 1回目:約3週間で発根
  • 2回目:2ヶ月が経過中…
水を吸えないと、冬でも落葉する

2ヵ月以上、水を吸えていないため…

葉を落としコンパクトになってきます。

ですが、多肉は乾燥に強いので、これくらいでは枯れません。

発根しない場合は…
植え付けて、水やり開始

カットから1ヵ月以上経っても発根しない場合、

植えてから水やりをすると…

だいたい発根しますので、それほど心配ありません。

 グリーンの葉は、艶姿【あですがた】

艶姿も、黒法師と同じパターン

同じように試していた艶姿も…

発根・発芽が遅れ、黒法師と同じパターンになったので、

同じ木箱にまとめて植えてみました。

 2週間後には、発根済み

▲ 植えてから、約2週間

試しに土から引き抜いてみると…

これまでの未発根状態が嘘かのように、

黒法師、艶姿… どちらとも発根しています。

【まとめ】今回は、たまたま遅かった?

アエオニウムは、冬が成長のメインなので…

カット時期は11月でも2月でも、関係ない気がしますが、

ちょっとした違いがあるのかもしれません。

またサンプル数も少ないので、因果関係もよく解りません。

【参考】 親株は枯れる場合もある

黒法師の色違い「まだら黒法師」を…

2月にカットしてみました。

結果は芽吹くことはなく、そのまま枯れています。

このことから、カットすれば何でも芽吹くわけではなさそうです。

夏 シーズン / 2021

6月下旬 全体の様子

2月の「挿し芽」作業から4ヵ月が経過。

発根が遅れたりしましたが、順調に増えています。

様々なフォルムのロゼット

ロゼットの開き具合や、葉の長さは…

状況により異なりますが、秋以降は揃いやすくなります。

また、少し暗い場所で見ると、真っ黒に見える場合もあります。

7月上旬

8月下旬

※ 艶姿も混じっています。

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2021-秋・冬
栽培記録

11月上旬

 植替え

▲ 6号ポット(直径18cm)

株も育ってきたので「黒法師」と「艶姿」を…

別々のポットにまとめています。

増えてきたので繁殖は中止

今回は1年目と同じ11月にカットして…

発芽・発根の様子を確認しようと思いましたが、

思った以上に増えてきたため、繁殖は打ち止めにしました。

3月上旬

色付かないロゼットが出現

1つだけ、まったく色付かないロゼットが出現です。

艶姿が残っているのかと思いましたが、

黒法師の株から伸びた脇芽でした。

恐らく… ここだけ原種のアルボレウムに戻ったのだと思います。

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最終更新 2022 / 7

5月上旬

7月下旬

約3年ほど育ててきた結果…

背の高さは30cmほどとなっています。

省スペースでの管理になると…

これ以上のサイズアップは考えものかもしれません。

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 この後の栽培は、繰り返し

黒法師のまとめとしまして…

今後もこれまでと同じようなサイクルで育ちます。

増やしたい場合は、茎をカットしないと…

なかなか増えません。

反対にカットすればよく増えます。

また冬型のアエオニウムですが、寒さに強い訳ではないので…

そこだけ注意すれば、楽しく育てられると思います。


トプシーデビ―

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2018年の秋から多肉植物を楽しんでいます。これから始める皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。


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