ゴールドナゲット

センペルビウム属「ゴールドナゲット」の紹介です。

多肉植物では珍しい登録品種だけあって…

エケベリアのようなド派手カラーリングが特徴です。

寒さにも強いセンペルビウムなので、

1年を通して屋外で管理でき、鮮やかな紅葉も楽しめます。

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Characteristics
成長期 形 状 葉 色


春・秋


中型・群生


橙・赤・緑

センペルビウム属 栽培品種
成長期は「春と秋」

中型のロゼットで一般的なセンペルビウムと同様の性質。

夏の葉色は主にグリーンで、株元には赤紫色が残りやすい。

晩秋になると、この品種らしいトリカラーに変わるが、

厳冬期ではパープル系1色になりやすい。

◆ Photos

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◆ 基本情報

ベンケイソウ科
センペルビウム属
品種名 Gold Nugget
流通名 ゴールドナゲット
生育期 秋・春
価格帯 700円前後
栽培難易度 ★☆☆
増やし方 株分け

 ゴールドナゲットは栽培品種

ゴールドナゲットは栽培品種となります。

元となる種は不明ですが、トリカラーの葉色が魅力的で…

センペルビウムでは珍しい鮮やかな発色をします。

登録された品種

ゴールドナゲットは種苗法登録済みですので、

栽培・繁殖は個人で楽しむ範囲となります。

発色のピークは11月頃

トリカラーが際立ってくるのはは、11月頃からに感じます。

厳冬期での屋外管理では、センペルビウムは全般的に…

パープル系1色に変わりやすくなります。

0℃くらいでは長持ちするかも…

試した訳ではありませんが、最低気温を…

0℃くらいまでに抑えて管理すると、

トリカラーが長持ちするかもしれません。

育て方の、参考記事

※ 種類は異なりますが、成長過程や栽培方法は同様です。

 ネット販売

日本花キ流通
ストア内検索:ゴールドナゲット

※ 売り切れの場合あり

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◆ 季節の変化

▲ 6月下旬

▲ 8月下旬

葉色(肥料・並) グリーン
葉色(肥料・ 淡いグリーン
エッジの色 葉色と同様
爪の色 オレンジ系
備 考

▲ 12月上旬

▲ 2月下旬

葉色(肥料・並) 淡いグリーン
葉色(肥料・ 淡いイエローグリーン
エッジの色 黄色 ~ 橙
爪の色 橙 ~ 赤紫
備 考

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◆ Before / After

 購入時の様子

購入日 2020. 11
ポットサイズ 9cm
生産者さん H&L
購入店 日本花キ流通

 約1年後の様子

11月に購入したのでやや「冬顔」の状態ですが、

ゴールドナゲットの場合は、11月頃が見頃です。

厳冬期も紅葉は続きますが、パープル系1色に変わりやすくなります。

価格やサイズは様々

管理人が購入した当時は、1株2,000円ほどでしたが、

現在の価格は700円前後かと思います。

また、購入する季節・価格によって…

株のサイズや子株の付き、葉色はまったく異なります。

1年間の主な作業

・株分け

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◆ 栽培記録(2年間)

 スタート(11月)

11月(株分け

12月

2月

4月

5月

6月

7月(葉蒸れ

※ 蒸れたのは葉っぱのみ

7月(株分け

8月

10月(植替え

 約1年後(11月)

2月

4月

7月

8月(高温障害

※ 葉色が黄色っぽく変わる高温障害

10月(仕立て直し

※ 高温障害からは徐々に回復

 約2年後(11月)

12月

2月

4月

4月上旬(仕立て直し

4月下旬

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◆ 栽培メモ

1. 性質・管理方法は同じ

成育や管理方法は普通のセンペルビウムと同様で、

特に難しいポイントはありません。

厳しい寒さでも凍害は無く、1年を通して屋外管理が可能です。

子株も同じように発色する

▲ before

▲ after

若い子株は、あまり色付きませんが、

株分けをして、それぞれを単独で育てると、

秋頃にはトリカラーに変わりやすくなります。

2. 葉色は変わりやすい

1年間の葉色の変化は、だいたい同じですが、

気温の変化や肥料の有無、

陽当たりによって微妙に発色が異なります。

購入時の発色が1番よかった

個人的には購入時の葉色がベストでした。

綺麗なオレンジ色をだすのが難しいかもしれません。

3. 高温障害を発症

管理人の環境下では、珍しく高温障害になりました。

葉色が変わってしまう症状ですが、

一過性のため次第に回復します。

高温障害についてはこちら

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◆ 夏と冬の管理目安

 冬の管理(屋外)

弱い
-3℃まで
強い
-5℃まで
とても強い
凍害なし

ほとんどの地域で凍害の心配が無く…

夜間の屋外でも冬越しが可能。

 霜除け不要 & 野ざらしもOK

冬の間は野ざらし状態でOKです。

霜避けも不要で、霜に当ててもダメージはありません。

水やりも雨や雪解け水で十分となります。

 梅雨 & 夏の管理

 遮光(20~50%)

 病気・害虫対策

 徒長(水やり)

 雨ざらし・風通し

 高温(猛暑日)

高温・乾燥に強いタイプですが、朝から夕方まで…

丸一日、陽が当たる場合は50%前後の遮光が必要。

水やりは多肉の様子を確認しつつ「量 or 回数」を減らすのが安全です。

雨ざらしはトラブルの原因になりやすい

梅雨~初秋にかけては病気や葉蒸れ、徒長の原因となるため、

雨ざらしの状態を避けるのが無難です。

また、定期的に農薬を散布することで…

病気・害虫の被害も抑えられます。

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【多肉植物】葉色が変わる!高温障害と低温障害

オンスロー

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