多肉栽培の土なら「多肉植物の土」がオススメ

この記事では、多肉植物の栽培に適した土を紹介します。

植物のなかでは、マイナーな多肉ですが…

ホームセンターなどでも、多肉に適した土が販売されています。

それらを使えば、土づくり・土選びに悩むことなく…

十分に多肉を育てることができます。

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◆ 「多肉植物の土」は便利

▲ こういうのでOK

ホームセンターでも「多肉植物の土」は並んでいると思います。

どれも「多肉植物の土」という商品名だけあって…

心配なく普通に多肉植物が育ちます。

普通って、どれくらい?

普通とは… とても曖昧な表現ですが、

初心者が望むような感じで育ってくれます。

そこそこ、大きくなり…

しっかりと紅葉もするバランスの取れた土だと思います。

 おすすめは、こちら


おすすめはプロトリーフさんの「多肉植物の土」になります。

肥料入り培養土なので、自作の培養土と比べると割高ですが、

すべてにおいてバランスがよく、

サイズアップさせながら、紅葉も楽しめる多肉へと仕上がります。

「多肉植物の土」は、何が違うの?

土なら庭の土を掘って使ったり、

庭に直植えしても大丈夫そうですが、いくつかの問題があります。

  • 植物に対し、土の環境が適してない
  • 栄養が足りない
  • 水はけが悪い
  • 病気になる可能性がある
「多肉植物の土」なら、手間いらず

「多肉植物の土」なら、上記のような心配事はなく、

とりあえず使っておけば、

余計なアクシデントに見舞われることなく栽培できます。

肥料入りの培養土

▲ パッケージの裏面

培養土とは… 1種類の土(原料)ではなく、

複数の原料と副原料で構成されています。

それらが、植物に合わせてブレンドされているので、

何の手も加えずに、そのまま使用できます。

肥料入りなので、さらに便利

さらに「多肉植物の土」には…

数カ月分の肥料も含まれているため、

肥料の追加や、種類の違いで悩むこともありません。

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◆ 多肉の土のメリット

次に「多肉植物の土」のメリットを、

もう少し、深掘りして紹介します。

1. 手間が掛からない

既に、多肉に合わせてブレンドされた商品なので、

土選びに時間をかける必要がありません。

買ったらすぐに多肉植物を植えることができます。

場所も取らない

栽培を始めた頃は、管理する多肉も少ないので、

10リットルの袋で十分に間に合います。

複数の土を購入し、自作でブレンドをすれば…

コスパは良くなりますが、各原料を保存するスペースが必要です。

 使用前は… 袋を振って均一に…

複数の原料が混ざっているので、偏りがあるかもしれません。

念のため… 使用前には、

袋を振って、かき混ぜておくのが無難です。

2. 生育のバランスがよい

多肉栽培の楽しみに「紅葉」がありますが、

肥料を使いすぎると、大きなる代わりに…

紅葉しづらいデメリットが発生します。

そのため、肥料には加減が必要となります。

適度な肥料も、調整済み

「多肉植物の土」には、はじめから初期肥料や…

元肥【もとごえ】といった肥料が、適度に含まれています。

そのため、肥料の加減や種類で悩むこともありませんし、

1年ほどは別途で肥料を購入する必要もありません。

 大きくなるから、達成感を感じやすい

多肉植物は、肥料が無くても枯れません。

ですが、大きくは育ちにくいので…

適度な肥料が含まれているほうがベストです。

また、適度に大きくなってくれたほうが、

栽培の面白さを感じられると思います。

3. どのグループでもOK

多肉植物にはセダムやエケベリア、

アエオニウムといった複数のグループがあります。

「多肉植物の土」では、どのグループにも対応しているので、

どの種類でも迷うことなく使っていただけます。

まんべんなく綺麗に育つ

ユニークなフォルムの多肉や、

肉厚な葉から薄い葉のタイプもありますが、

基本は同じなので、どれでも…

まんべんなく綺麗に栽培することができます。

4. 水持ちに優れる

「多肉植物の土」に限らず…

植物専用の培養土は、どれも「水持ち」に優れた商品で、

植物が育ちやすい土になっています。

 初心者には、わかりづらい

「水持ち」は感覚なので、実際に水やりをして…

土を観察をしないと、その具合がわかりません。

栽培を続けば、次第に「水持ち」具合の好みがわかってきます。

水持ちの比較は、こちら

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◆ 土に、過度な期待はNG

「多肉植物の土」に限らず… どんな土を使ったとしても、

栽培環境が整っていなければ、

綺麗には育たずに… 最悪、枯れてしまいます。

栽培経験が浅いうちでは、

土に期待し過ぎるとガッカリしてしまうかもしれません。

 日照のほうが、ずっと大事

多肉植物は、日照を確保できないと綺麗に育ちません。

そこが、日陰でも育つ観葉植物との違いです。

多肉栽培で考える優先順位は…

あえて、優先順位を付けるとすれば… 下記の通りです。

  1. 日照
  2. 水やり(雨対策)
  3. 遮光
  4. 肥料

まずは、日照の確保が… 最優先となり、

続いて、水やりをマスターし、

陽射しが強過ぎれば、遮光も必要です。

そして、最後に土ですが…

はじめての栽培では、すぐに使える市販品がオススメです。

 土だけでは上手く育たない

例えば… ほぼ日陰の環境下では、

どんなに、土選びに時間をかけたとしても…

陽を適度に浴びて育った多肉と比べ、見劣りがしてしまいます。

プロの仕事は、外側からマネる

植物栽培は、苗に近い部分からマネしたくなりますが…

実は、外側の環境面を知ることが大切です。

土はマネしやすく、ビジュアル的にも解りやすいので、

注力してしまいがちですが、

日々の日照や水やり、遮光具合の変化といった…

絵的には全く映えず、情報を伝えにく内容が栽培の肝となります。

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◆ 補足 | 土や植物のアレコレ

最後になりますが、

植物栽培の初心者に、ありがちな…

よくある「思い込み」なんかを紹介します。

1. 石っぽい培養土でも大丈夫

▲ これも「多肉植物の土」

土のイメージというと… 赤茶色で、

花壇や畑に使わているものを、イメージしてしまいますが、

石っぽい感じのモノも、販売されています。

こんな感じの培養土でも、十分に育つ

個人的に、初見では… 

「これ、大丈夫なの?」と疑ってしまいましたが、

軽石やパーライトなどの、

土壌改良材で構成されているだけで、

多肉は、しっかりと根を張り、大きく育ちます。

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2. 土はブレンドしなくて、いいの?

自分専用のブレンドにはロマンを感じますが…

まずは、既にブレンドされている、

市販の培養土を選ぶことが大切です。

素人には「何が良いのか」分からない

初心者では複数の土を比べてみても、

水やり後の「土の乾き具合」しか解りません。

そのため、まずはベースなる…

市販の「多肉植物の土」で経験を積む必要があります。

3. 植物も、酸素は必要

今まで植物は、二酸化炭素だけで生きられると勘違いしていました。

実際は、植物も呼吸をして…

二酸化炭素を排出しています。

それとは別に…

光合成のため、二酸化炭素を取り込み、

その副産物として、酸素を排出します。

植物(根)も、酸欠で枯れる

ポットには、底に穴が空いているのが普通です。

そうでないと、水で満たされたポット内部は…

酸素が無くなり、根が窒息して腐ります。

根を失うと、水と酸素を吸い上げられないので、

やがて全体が枯死します。

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 まずは、多肉栽培に慣れる


以上… 多肉植物に適した土選びになります。

多肉栽培のポイントは「日照(遮光)・水やり」です。

上手に育てられるまで…

この2つの作業に慣れる必要があります。

それまでは、調整が不要の「多肉植物の土」を使い、

上記の2点に注力するのがオススメの育て方となります。


センペルビウム属の特徴と育て方

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